幼稚園にもカウンセラー 「小1プロブレム」解消へ―文科省
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注目のコメント
幼稚園にもスクールカウンセラーを配置するのは素晴らしい取り組みだと
思います。
ただ、小1プロブレムの解消の打ち手としては?そもそも小1プロブレムって子ども達に課題があるわけではなく、学校の受け入れ態勢や幼稚園から小学校に移行する教育観のギャップに問題があるので、「小1プロブレム」というよりは「学校行政プロブレム」かと。時代性を考えると、子どもを学校生活に順応させるという視点が既に必要ないです。逆に学校側が子ども一人一人に応じて、その力を発揮させるための制度をつくる必要があります。学校が子ども達に対して与えられる一律の「正解」があるというのは幻想で、これからは子ども一人一人の中にそれぞれ違った良さを見つけ、子どもとの関わりを通して、それを伸ばしていくことが大切です。そもそも子ども達一人一人が違うのは当たり前で、無理に揃えることが不自然なこと。揃えようとするからプロブレムが起こるのではないでしょうか。
家庭環境が厳しい子どもや親への支援は不可欠ですが、子どもに関わるあらゆる大人や関係機関は「順応」「揃える」「問題を起こさせない」等の視点から早急に脱却してほしいです。解決しなければならない課題は、子ども側にではなく、こちら側にあります。小1の親です。
問題の対処の仕方が対処療法的で、せきが出るから咳止め薬、のこのような発想では、学校教育がどんどん歪むと思いました。
保育園の年長と小1、1年しか違わないのに、机に縛り付けておく必要性は「管理」視点でしかないと思います。だったら先生に対しての児童数を減らすべきで、カウンセラーを雇用する予算を学校の先生を増やす方向に回せないかと思いました。
又、先生の雑務が多すぎます…ICT教育をするべき先生の職場環境がプリント、電話、FAXの時代で、こうした雑務を代行するだけでも、負担はぐっと減ると思います。
問題の核心を議論することなく、モグラ叩きみたいな策ばかりでは前進しないと思います。軍隊時代の学校教育の体系そのものをアップデートする必要があるのではないでしょうか。