[10日 ロイター] - 自動車レースF1、フェラーリのマッティア・ビノット代表は10日、個人総合優勝7回を誇るミヒャエル・シューマッハー氏の息子であるミック(22、ドイツ)に、来季もハースに残留してもらいたいとの意向を示した。

今季、ハースからF1デビューを果たしたミックには、最下位ハースよりも高い競争力を見せているアルファロメオへ移籍するのではないかとの憶測が流れている。

ハースとアルファロメオの両方にエンジンを供給しているフェラーリのビノット代表は、イタリア紙ガゼッタ・デロ・スポルトのインタビューで「ミック・シューマッハーの最初のシーズンは、プレッシャーのない学びのシーズンであり、我々は彼を(ハースに)定着させるためにハースと話し合っている」とコメント。

アルファロメオには、ミックと同じくフェラーリのアカデミー出身のアントニオ・ジョビナッツィ(イタリア)が所属しており、同代表は「毎年成長しているので、彼がアルファに残ってくれることを願う」と話した。