意外に多い、著名建築家が手がける鉄道デザイン
東洋経済オンライン
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地方自治では定住人口と関係人口という単語がキーワード。
その土地に住む、元々の人口を定住人口。
その土地と関係する、二拠点居住者や、国内外からの旅行者、仕事や観光など様々な目的で、その土地と関わる人々を、関係人口といいます。
今まで定住人口を中心顧客とした、通勤や通学が重たる目的の『運輸』には、あまりデザインを凝るということがなかったです。
JR九州新幹線は西陣織をモチーフにしたシートなど、地元の特色を盛り込んだ水戸岡さんのデザインですが、
JR東海新幹線は、東京ー名古屋ー大阪という日本の三大都市圏を高速に効率的に結ぶことに、主眼が置かれているようで、そこまで、デザイン的なユニーク性は追求してないように見受けられます。
今後、日本各地で定住人口は、減り、国内観光客は復活して、二拠点居住者など、多様な暮らし方が増え、インバウンド市場も再成長する時代には、より多くの駅や電車に、単に、『安心安全に効率的に輸送する』という機能価値だけではなく、『楽しく、地元を感じながらのユーザーエクスペリエンス』という体験価値が求められてきます。
駅舎や車両に、そのような体験価値が必要とされる時代に、有名デザイナーや建築家による駅舎や車両は、日本各地で増えていくことでしょう。鉄道ではないのですが、このようなものもあります。
「ガンツウ」
https://guntu.jp/
デザイン:堀部安嗣氏(建築家)田沢湖駅いいですよね。
新幹線の残念な所は高架によるグランドラインとホーム(車体)の断絶。それがないミニ新幹線の良いところを巧く取り込んでると思います。今度観てみよう。