クオモNY知事が辞意表明、セクハラ認定で引責
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昨年コロナ禍がNYを襲う中、連日テレビ会見を通じて州民に情報提供し、語りかけるその姿がNY以外でも評判となったクオモ氏。
その人気を受け、一時は当時の米大統領選に参入するのではとの見方も上がりました。
父も元NY州知事、弟は人気テレビキャスターで、民主党にとっては期待の次世代でしたが、かねてからその強引な手法や政敵に対する容赦ない姿勢は批判されていました。
まさにアップダウンの激しいローラーコースター劇でしたが、まずは一旦幕が降りた形です。
注目のコメント
司法当局の報告書の後に辞任しなかったことに驚いていました。辞任を発表したものの、「引き継ぎ」期間として2週間後にオフィスを去るという。これには「もういい」と市民から反発の声が。
また、謝罪したものの「一線というのが変化していたことを理解していなかった」として未だにセクハラを認めていないのは、もうダメでしょう。セクハラとパワハラはしばしば同居しており、クオモの場合も直接の引き金はセクハラでしたが、怒鳴りつけていうことをきかせたり、相手が反対していることを強行したりするパワハラ体質で、周囲に味方がいませんでした。この独裁者スタイルで、普通ならなかなか通らない法案を通すことで有権者に喝采を浴びてきたと聞いています。(NYTポッドキャストによる)
コロナでNYが最大の危機にあったときにも、ニューヨーク市の市長とケンカしていました。