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「生産性は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の初期に上昇した後、2020年第4・四半期に低迷。その後は回復」、「パンデミックの打撃が低賃金産業に偏っていたことで統計にゆがみ」とありますが、米国ではパンデミックのあと一気に失業率が上昇し就業者数が減少しましたから、生み出される価値である分子が落ちる以上に分母が小さくなって見掛けの上で生産性が上がり、その後、失業率が高止まりし就業者数も戻らいなか、GDPはコロナ禍前に戻っていますので、生産性はその分、高く出るのだろうと思います。
就業者の増加ペースがこのところ上がっていますから、分母が大きくなって生産性の数値が予想を下回るのはなんとなくわかるように感じます。それにしても第一四半期年率換算4.3%、第二四半期2.3%と上昇が続くのは流石です。
ちなみに日本の労働生産性は、製造工業で2019年▲1.7%、2020年▲6.9%、サービス産業で2019年0.8%、2020年▲5.7%(日本生産性本部の統計)で、おしなべて見ると上がっていないどころかむしろ下がり気味に感じます。四半期ベースで見ると、社内失業者が増え就業者数が増えない中で生み出す価値が減った昨年第一四半期に製造工業(前年同期比▲14.2%)、サービス産業(同▲9.0%)とも一気に落ちて、その後の四半期は結構なペースで戻り続けていますけど、当初の落ちが激しいだけにコロナ禍前には到底届きません。労働力の調整が可能な米国と、解雇を防ぐことを優先する日本の違いが生産性の動きに現れているよに思います。経済構造を抜本的に変えないと、生産性の低下傾向は今年も続くかも。
コロナ禍の中でも米国では賃金が上がり、日本で下がる背景にある問題だけに、米国が羨ましく思えなくもないですね (^^;
鈍化の背景には、記事中でも指摘されているように、娯楽や宿泊などの労働集約的な事業の再開で労働投入量が増えていることによるものですから、必ずしも悪いとは言えないでしょう。
確かに統計上は「鈍化」ですが、これまでの伸び率が高すぎだっただけで、巡航速度の伸びに戻ったと見るべきだと思います。