2021/8/12

【新】教育、激変。最新の学び「探究学習」とは何か

NewsPicks編集部
現代のビジネスでは、既知の課題やニーズに応えるのではなく、新たな問いを立てて解決したり、イノベーションを起こしたりすることが常に求められる。
しかし「与えられた問題を速く正確に解く」という教育を受けながら社会に出て、イノベーティブな課題解決力を発揮するのは容易ではない。その結果、急速な社会の変化への対応ができず、日本の国際競争力は低下し続けている。
そこで、2020年の学習指導要領改訂を機に、教育のあり方が大きく変わり始めた。
特筆すべきは、従来の「一方向型」の授業が減少し、代わりに自ら問いを立て、情報収集などのプロセスを経ながら課題を解決する「探究学習」にシフトしている点だ。
5年後、10年後のそう遠くない未来、どのような力を身につけた人材が社会で活躍することになるのか。子どもがいる場合、親としてどのようなことに留意すればいいのか。
この「探究学習」に早くから着目し、今年6月に『「勉強しなさい」より「一緒にゲームしない?」』(主婦と生活社)を上梓した、学習塾「エイスクール」代表の岩田拓真氏に聞いた。

「探究学習」とは何か