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コメント
注目のコメント
1980年代にはゆとり教育、2000年からは総合学習、ときて、探究学習もこの延長上にあります。学校教育についてはいろいろ世間でいわれるし、日本の文部科学省も工夫しようとしていろいろ学習指導要領を変えてきました。
1つ明らかな問題は、自発的に探究を始める高校生というのは間違いなく限られた人数しかいないので、他の大多数の高校生が探究をするようになるにはどういう教育をすればいいのか、そもそも教えられるものなのか、ということです。
世界や社会について様々な方法で総合的に理解するという総合学習を小学校でやるのも大変だったのですが(実際は、ほとんどは紋切り型の内容を繰り返すしかできませんでした)、高校生に自発的に探究するように促す、というのは、はるかに大変なことです。
だいたい、探究をするような人間というのは、人に言われて始めるのではなく自分から始めるもので、周りにできるのは、図書館や博物館といった情報へのアクセスを用意しておいてあげる、というくらいです。あとは、一番身近な人間、親兄弟や友達が、日常的に情報を摂取して探究するような生き方をしているとそれに影響される場合は多いですね。
文部科学省の教育改革というのは、無茶なのは、大学改革などもそうですが、スタンフォードとかハーバードとかの世界的なトップをモデルとして、同じことをやれと日本の全部の大学にいうところですね。小学校や高校についても、フィンランドとかのトップ校を真似しようとします。
教育改革を思いつく文部科学省の課長や局長の人たちも、自分の生い立ちや自分の子どもの行っている学校、つまり東京の御三家とかでやってみてうまくいっているから、という発想をしがちです。
大多数の学校でしなければいけないのは、高校卒業後にきちんと企業で働いていけることとか、大学で就職活動をして、公務員や会社員にきっちり仕上がることなのですが。探究者を生み出す、というのは、学習指導要領で目指すことではないでしょう。拙著『「勉強しなさい!」より「一緒にゲームしない?」』の出版にあわせて、Newspicksさんに取材いただきました。賛否含めて建設的なコメントがたくさん来ると思うので楽しみです!
改めて、探究的な学びが普及に向けて動き出しているのはよい流れだと思いますが、今は過渡期で玉石混交の状態になっていることを理解しておくことや、子どもや生徒に探究“させよう”というマインドにならないように気をつけることは、とても大事だなと思いました。産地収集マッピング、困りごと解決プランナーやってみよう‼️
従来型勉強が拒否反応なので、ケンカに発展して、ここ二日、日記にママが最悪というタイトルで書かれており😭
違う形でお題を与えないとと思っていたところでした。
#朝のニュース部 で出たサービス
https://box.wonderlabedu.com/
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