【図説】孫正義が明かしたソフトバンクGの最新ポートフォリオ
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経営陣がサラリーマン経営でリスクを取らないよりは、リスクも取ってリターンも取った方が株主にとっても、会社の経営にとってもより良い成果を生むと考えている。
↑サラリーマンだとサボるよね、良い考え方だと思います!
注目のコメント
今回決算のポイントは大きく二つ
第一に、最重要指標である時価純資産NAVをきっちり上げてきた事、引き続き世界の株式マーケットの好調による。
第二に、中国依存度を減らした事。同四半期の組み入れうち中国は11%と大きく減らした。
NAVに占めるアリババの割合が初めて4割を切り39%
ヴィジョンファンド関連が34% と拮抗し始めポートフォリオ分散が進んでいる。
保有株うち上場株87%、この3年程で極端に上がっている。
これは上場株に投資していることもあるものの投資先のIPO後が好調の為。また売却確定済みも本四半期で2兆円と積みあがっており流動性が上がり未上場ユニコーンの時価評価額への依存度が減って健全化している。
恒例の注目ポートフォリオ紹介は今回は全4社ともに米中以外の会社。ジオグラ分散を強調した。
孫代表個人がファンド出資してリスクをとる一方で、外部からの出資は当面は募らない、これは同社の自信を表している。
主に米国上場大型株を組み入れてきたノーススター、「ナスダックのクジラ」と言われていたものは縮小
中国も様子見すなわち凍結。
本業の世界AIベンチャー投資への集中姿勢である。
ひとつ記者に苦言を呈したい。質問に重複が多い。中国の事、外部投資家募集の有無につき、他社が既に質問したのと大同小異の事を繰り返すよりも、例えばイスラエルのモサド前長官を採用したという報道につき問い詰める記者が一人はいても良かった。
追記:名誉のためにいうとこれは孫さんにしては珍しく事実誤認。私含めて世界のほとんどのVCパートナーは自らファンド投資(GPコミットメントという)をしてリスクをとってます。それが業界常識。
----ベンチャーキャピタルの経営陣はリスクを1円も取らずにリターンだけ20~30%利益の分配をもらう。そういうプログラムが一般的だが、僕はそれはあまり良くないんじゃないかと思っている。中国の政治リスクを意識して、いつになくSBGのポートフォリオの構成にこだわった記者会見でした。1時間40分にわたった孫正義社長兼会長の決算記者会見を図をたくさん盛り込んで、コンパクトにまとめました。今回も外部資本受け入れはあるのか、孫会長の自腹投資、後継者、中国投資抑制など、話題が盛りだくさんでした。
ソフトバンクの場合「未実現利益」を計上するのが全体像を見えにくくしていると感じます。よく指摘されるのが、ベンチャーへの2回目の投資時に、1回目の投資時よりバリュエーションを上げている場合、1回目の投資時未実現利益が生まれるとか。
それにしても、結構アマゾンの株を持っているんですね。