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「小学生になったら専業主婦」アジア圏の衝撃実態

東洋経済オンライン
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    アジアの「教育する母」、それによる「専業主婦化」が家族社会学、教育社会学で指摘されてきていて、確かにそういう層もいるとは思うのですが、掘り下げたインタビューをしていくと、異なる側面も見えてくる。

    アジアの子育ては、時に親族ネットワークによって支えられているからと、日本よりも孤立しづらく、葛藤が少ないもののように語られてきた。日本のような「親の手で」という規範がなく、祖父母に預け出稼ぎすることもできる、と。でもそれは、子どもにとってもそうだったのか。

    シンガポールの今の30~40代の中には、子どものころ、きょうだいバラバラで親戚の家に預けられたり、叔母の家で従兄弟と差をつけられたりして育った人たちがいて、彼女たちが今静かに専業主婦を選択している。


注目のコメント

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    相模女子大学特任教授 新刊「働かないおじさんが御社をダメにする」

    興味深い考察、取材ありがとうございます。
    むしろ子どもの教育のために仕事を辞めるというのが一種の贅沢な選択肢になってきたのではと思いました。親世代はその余裕がなかったのではないでしょうか?

    アジアでは稼ぐ能力がある人が家族のために外で賃金を得ることは当たり前であり、男女の区別はないと思っています。大卒女性は賃金が高いので、時給で換算したら家事は人に任せて外で働くというのが合理的という考え方です。インドネシアではメイドとして働く女性も自分の洗濯などを近所の小さな子供がいて外で働けない女性に外注していました。家事の外注は富裕層のものだけではなかったことが発見でした。

    20年前にシンガポールで中華系の夫を持つ大卒日本人女性にインタビューしたとき「家で子どもと過ごしたいけれど、女性も稼ぐことが求められるので難しい」と言っていました。その次ので世代はそれが許される環境、余裕が出てきたのではと思いました。

    韓国ドラマでSkyキャッスルという富裕層の住む住宅地を舞台にした母親たちの凄まじい教育戦争というドラマがあります。医師や弁護士、海外の大学卒などの女性も、子供の教育のための全精力を注ぐことを求められ専業主婦。そんな富裕層の社会を描いたものです。それが子どもを追い詰め悲劇を生むという内容で、厳しい学歴社会における社会課題を描いたドラマとして高い視聴率をえました。選択する余裕ができたことで逆に課題も出てくるのですね。

    結婚して日本で暮らすことで専業主婦になった中国人の友人が「私の時代は国も貧しく、女性も学歴をつけてキャリアアップすることが良いことだったので専業主婦になった自分が後ろめたかった。しかし国が裕福になったら、専業主婦が憧れで友人たちから羨ましがられるようになった」と言っていたのが印象的。専業主婦の価値は国の状況によって上がったり下がったりするのでしょう。


  • 関西福祉科学大 教授

    日本で出会った華僑系の人や日中国際結婚の人も子どもが生まれたらおばあちゃんが中華からやってきてお母さんは働き続け、子どもは一定期間中華に行き、もう向こうで永住するのかなと思っていたら数年するといつの間にか日本に帰国していた事例は見たことがある。
    保育園に放り込まれっぱなしになる日本の共働き夫婦よりもおばあちゃんに見てもらえるだけ幸せかなと思っていたけれど。


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