「自分の若いときはブラックだったなぁ」と昔話をする上司は若手社員にドン引きされているのでご注意・・・(曽和利光) - 個人
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あるあるですね。
私の若い頃は残業100時間とか普通にありましたが、仕事の密度が今の若い方と全然違いました。日中にダラダラ仕事して、その分残業してた。その分残業手当もたくさん付きました。
それに毎年給料は上がっていきましたし、ポストもそれなりに用意されてました。
一方、今の若い方は日中からフル稼働してる。仕事の難易度もかなり上がっているので、これで100時間とか残業したら人間壊れます。そして、頑張っても給料は上がらないし、ポストもない。
同じ残業時間でもブラックの濃度が違います。
また、「最近の若者はすぐ心が折れる」と言いますが、昔も心が折れた人はたくさんいました。当時はメンタルという言葉がなく「ノイローゼ」と呼ばれて、密かに会社を辞めたり、自身で命を絶つ人もいました。たいたい若手社員の自殺などニュースにもなりませんでしたから。
それを忘れ、「我々の世代は今の若者より強かった」みたいに言う神経を疑います。だいたい「こんな日本に誰がした」と言われても仕方ないのが今の50代、60代ですから。
以前、島田晴雄先生とお話をさせていただいた際、高度成長を支えてきた70代以上の方々はともかく、今の60代は日本経済停滞の戦犯であると言われてました。
私自身も今年で60才になりますが、31年間の会社員人生と日本の「失われた30年」はほぼ重なります。
我々が、世代のくくりで「今の若者」を批判することなどできません。ドン引きする方もする方でしょ。
単なる自慢話はつまらないけど、
いつも若手社員が正しいわけではない。
古き良き時代の慣習を知っておくことは、若者にとってもビジネス面で成長の糧になることもある。
ビジネスの相手が若手社員ばかりじゃないので。
なんでおっさんにばかり注意を促してんだ?「上司の「昔はブラック自慢」≒「オレはやりきった自慢」」
この要素はあると思う。
昔の話だし人は自慢したがる生き物だと思うので、これはこれでいいとして、問題は頑張りの内容だと思う。
なぜ長時間労働をやるのかが自分の中で明確になっていて、納得しているかどうか。
僕の場合は、毎日残業が4時間以上かつ半年間休みがないというブラック状態があった。
ほぼスキルもつかず無駄な仕事だったと思うし、家族との時間をはじめ失われたものが多かったと思う。
何も残ることがないので唯一できるやり切った自慢をしたくなる気持ちがわかる。
もちろん部下においてはこれから同じようなことがないように、やれることはやったつもりだが。