今日のオリジナル番組


詳細を確認
予防医療は人生のリターンを高めるのか?
本日配信
6Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
新型コロナワクチン、とくにmRNAワクチン接種後の心筋炎・心膜炎の懸念を持つ方がいらっしゃいます。
たしかにmRNAワクチンを接種後、きわめて稀に心筋炎・心膜炎を起こす可能性はすでに指摘されています。

1億7700万人以上のワクチンが摂取されている米国において、ワクチン有害事象報告システム(VAERS)に1000件以上報告されているとCDCは述べています。

1000件という数字をみると、多いように見えます。
しかし1億7700万人という分母から見ると、頻度はすくないともいえ、また、(ワクチンと関連しない)自然発生の心筋炎・心膜炎の紛れ込みもありえます。
では、新型コロナワクチンと心筋炎・心膜炎のリスクはどの程度あり、自然発生よりも多いのでしょうか?
8月4日にJAMAに研究結果が報告されています。

簡単に翻訳して共有しますが、新型コロナに罹患した場合の心筋炎・心膜炎の発症リスクよりも、ワクチンによる心筋炎・心膜炎の発症リスクのほうがはるかに低い(1000分の1くらい?)と考えられます。