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これまでの気候科学が明らかにしてきたことの延長であり、驚くような新事実が記載されているわけではありません。それでもまとめて羅列されるとショッキングな内容。
パリ協定が掲げる目標を達成できるチャンスがまだ残っていると評価されている点は数少ない希望でしょうか。
主要なポイントは
・人間の影響が地球を温暖化させてきたことは「疑う余地がない」と初めて明記
・極端な熱波や大雨など世界各地で温暖化の影響は既に表れている。温暖化の進行により極端気象の頻度や強度が増す。いかなるシナリオでも少なくとも今世紀半ばまでは気温上昇は続く
・今世紀半ばまでに排出実質ゼロを達成する「最良」シナリオでも、2040年までに1.5度の気温上昇に達する可能性がある。
・数十年から数百年にわたって極地の氷は溶け続け、海面も上昇し続ける可能性がある
などです。
気候変動の影響は地理的に均等に起きるものではなく、今回は地域別に極端現象のリスク評価が行われている点も重要かと。
あれをしない、これを辞めるというネガティブなだけではなく、アクティブに関与していく、気候工学(ジオエンジニアリング)にもっと注目すべきでしょう。「気候工学入門―新たな温暖化対策ジオエンジニアリング」 https://amzn.to/2Dxlgry
温暖化は、三層構造で我々の健康に影響を与えると考えられています。

一層目は温暖化の直接的な影響です。高温による熱中症、増加する天災による死亡やけが、大気汚染の悪化による呼吸器疾患の増加が懸念されています。

二層目は、環境の変化に伴う間接的な健康リスクです。蚊の繁殖がウィルス感染症を広げるリスク、動物と人間の生活圏が近くなり感染症を共有しやすくなるリスク、水質の変化が細菌感染を広げるリスクを増加すると考えられています。パンデミックがより頻繁に起こる恐れがあります。

三層目は、社会的構造の変化がもたらす中長期的な健康への影響です。温暖化は、食物、住環境、職業など、社会構造を変化させます。これにより、慢性疾患やメンタルヘルスにも影響を及ぼすと考えられています。

また、温暖化の根底にある主要な原因として、家畜(特に牛)とその副産物が、少なくとも年間320億トンの二酸化炭素を排出しており、全世界の温室効果ガス排出量の約半分を占めているという現実がありますが、残念ながらあまり知られていません。

温暖化を止めるために、個人にできる最善の努力はと聞かれたら、ゴミの分別でも、自動車の使用でもなく、肉食を減らすことだと考えられますが、そのような教育はほとんど行われておらず、理解もされていません。

このような内容は、現在米国の多くの医学部で教育に取り入れられ、医学教育の一部となっています。そのような教育をより若い世代に浸透させることが大切だと思います。大人に行動変容を期待するのは難しいかもしれません。
スウェーデンのグレタさんや、ハリウッド俳優のディカプリオさん、そしてゴア元副大統領が長年前から訴えてきた事が、明らかになってきているなぁと感じるのと、明らかに毎夏の体感温度の上昇と、台風の頻度やボリュームが増しているのを感じます。

SDGsやESG投資、個人的にはその前に、各個人が今できることを始める、ボトムアップやバックキャスティング、そして、ムーブメントなどを自身で掲げていく事が大切なのではないかなぁ、と思います。
国連の気候変動に関する政府間パネルが、世界の平均気温に上昇幅が1.5℃を超える時期が10年ほど早まり、2021〜2040年になるとの報告書を公表。
https://www.ipcc.ch/2021/08/09/ar6-wg1-20210809-pr/
人類という社会生物集団が、意図的に温度上昇を止めるような世界社会的意思決定が近い将来可能であると信じられるか否かで判断は変わって来る。

可能性があると信じられればやるべきとなるし、不可能だと信じていれば、別の現実への対処に関心がいくことになる。その世界観の不一致は根源的で乗り越えることは難しい。

他人をいつかは自分のように(例えば自分が考える「理性的」に)考えてくれる存在だと思うのか否か。

宇宙人襲来の様な明らかな人類共通の敵ならば団結できるかも知れないが、気候変動問題はその対策の方法からして勝者と敗者をうみ、最近はさらにルール&マネーゲーム化が激しいので人類共通の課題だとしても、受け止め方にかなりの濃淡が発生することは否めない。

気候変動は究極は正義の問題だという。
仮に人為でない温度上昇なら人類はどう対処するだろうか。
そう考えれば、今何が起きているのか理解できるだろう。

今回の発表は「自然科学的根拠(Physical Science Basis)」についてのWGの結果。

Physical Scienceとは自然科学の中の生命科学以外の物理化学地球科学等)を包含する概念らしい。("physical"は最近は「身体の」「物質的な」というニュアンスが強いので物理業界ではあまり使わない傾向があるが、、)

過去の実証ではなく、シミュレーション予測によるシナリオ分析の結果。近年ではシミュレーション予測も「科学」と呼ぶようになったが、それが「自然科学」(「形式科学」ではなく)と言えるのかどうかは微妙な所。
科学的な分析のもとで記述されたIPCC報告書を前提にしながら世界で政策の決定が行われています。


したがって、科学者や政治家はともかく普通のビジネスパーソンでしたら、気候変動/地球温暖化に懐疑的な姿勢を保つより、IPCC報告書の内容を素直に受け入れて(= 所与の前提としながら)ビジネスの機会獲得やリスクマネジメントの対応策に注力することをおすすめします。
この記事にある「化石燃料を使い地球温暖化の原因となる温室効果ガスを多く排出した場合、平均気温の上昇幅が2021~40年の間に1.5度を超える可能性が非常に高い」というのは、今までの計算とどう違うのかがよく分かりません。

私の理解は…
産業革命時からの気温上昇を2度に押さえるためには、(産業革命時から累計した)CO2排出量を3兆トン以内に抑える必要があると言われてきました。
既に2兆トンを排出してきたので、残るは1兆トン。今のままでは2040年前後にその限界値に到達する。
1.5度上昇に抑えるためには、更にCO2の排出量を減らさなければならない。

ネットなどで調べると、過去100年の気温上昇は0.72度で、特に2020年の世界平均気温は過去最高レベルで、産業革命時点から1.2度高く、2014年から2020年までの値が上位7番目までを占めていると書いてあります。

一方で、ちまたでは「温暖化など起こっていない」「起こるにしてももっと先の話だ」という本もたくさん出ています。
「地球温暖化など起こらない」「コロナワクチンは危険」「ドランプは世界の救世主」というのはある種の方々の3点セットのようになっています。

私自身は科学者ではないので、地球温暖化が人類に大きな被害を起こすということを論理的に説明できるわけではありませんし、何事も100%ということはありません。
ただし、少なくとも大きなリスクとして認識がすべきだとは思いますし、地球温暖化を前提として政治・経済が動き始めたことをもう止めることはできないでしょう。

欧州イニシアチブが強まる中で、日本がとても心配です。
気候変動は他人事だと思っている日本人が多い。第二の産業革命が迫っているのにピンときていないようだ。EV普及率も先進国でいちばん遅れていることも知らないのだから。

https://www.amazon.co.jp/dp/4828423214/ref=zg_bsnr_492178_2?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=QTC4E627D3EECXRJ8JQY
地球温暖化はもともと備えている太陽系運動の一環という話が少なからずありますし、事実ではありますが少なくとも数千年〜数万年単位の太陽系運動の影響が20年やそこらで現れるというのは非現実できではないかとも思えます。
そう考えると人間活動による温暖化であると考えるのが自然ではないでしょうか。と言えなくもないですが、実は地球を覆う氷河を溶かすのは火山由来の二酸化炭素による温暖化が要因だったりしました。つまり人間活動が抑制されようとも火山由来が多ければ解決しないということですね。だから人間が何してもいいんじゃないかというのは違いますが、、、事実、残念ながら衛生観測では産業発達地域からの一酸化炭素等の発生が多く観測されてます。

ですが何も考えずにやればいいというわけでもないでしょう。化学物質の海への放流が問題となり、浄化水の放出が始まって以来、海では栄養素の枯渇が問題として表面化しつつあります。良かれと思ったことが返って本来のバランスを超えて反対側に振り切ってしまうことがあるのですね。地球上において、何がどれほどの影響を与えるのか、見切り発車ではなく幾度ものシミュレーションを経て解決されるべき問題ではなかろうかと思いました。