プロも予測不能?翻弄される日本経済
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私ごときがいうのもなんですが、平常時でも経済予測は難しいと思います。そして、その難しさは、経済予測には部分均衡だけでは片づけられないことが多いからだと思います。飲食やサービス業のの回復を促すためにGOTOのような消費喚起先を行うにしても、将来の財政悪化を危惧してお金を使おうとしない人が多いかもしれませんし(いわゆるルーカス批判)。
とはいえ、こんな言い訳ばかり行っても仕方がないので、ひとまず株式市場とGDPにはギャップがあると認識しておきながら、経済へのアンテナを立てることが重要かなと思います。株式市場の時価総額の過半数は製造業ですが、GDPの過半数は非製造業ですしね。感染状況と政府の対応が猫の目のように変わって消費と投資の動向が読み切れず、政府が借金してお金を配っても貯蓄に回り、インフレ期待が高まれば需要が増えると期待して始めた量的緩和も限界に達してどれだけ効果が出るか読み難い。大量に出回った資金でバブル気味になった株価の行方も不透明となれば、予測不可能と匙を投げたくなる気持ちは分かります。しかし、虚心坦懐に振り返れば、予測の平均値はそれなりに当たるとしても、個々のエコノミストの予測がどれだけ当たってきたかは怪しいところもありそうです。実も蓋も無い話だけれど、エコノミストの予測なんて所詮そんなもの。(^^;
「希望の光とされたワクチンの経済回復に疑問府もつき始めた今」とのことですが、ワクチンが重症化と死亡を防ぐことは今なお明らかで、ゼロコロナなどと言い出さなければ問題解決に大きく寄与するように思います。いろいろ考えて悩むより、ワクチン接種が進めばエコノミストが予測する成長率の平均も実体経済も良くなると信じてワクチン接種を進めましょう (^.^)/~~~フレ!