【実例多数】デザインが劇的によくなる3つのステップ
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第二回は具体例を交えて解説しました。
デザインはただ見た目を整える行為ではなく、解決したい課題や提示したい価値がまず最初に存在し、そこに向けてひとつひとつ手段を積み上げていくようなプロセスだと捉えることができます。
・編集(誰に何を伝えてどうなってもらいたいか)
・構造(強弱、整列、集合、反復)
・世界観(書体、文字組み、配色、ビジュアルetc.)
時にはこれらを「エイヤ!」と作り出すようなクリエイティブジャンプももちろんあるのですが、分解して順を追って考えてみることで、自分自身の状況において、特に重視すべき要素は何かを判断することが可能になると思います。今回の記事は、百聞は一見にしかず。多数の実例とともに、デザインの力や構築する際の考え方について解説いただいています。文中に掲載されたさまざまな画像を見ていくと、なるほど、たしかにデザインとはロジックの世界だということが実感できます。
デザイナー、ライター、カメラマン、エディター等々、クリエーターといわれる人達には、免許も資格も存在しない。あるのはキャリアと今まで制作した実績だ。なので、実は世の中にはナンチャッテ・デザイナーや、まさかのライターという人達が大勢存在する。
それがイイとか悪いとかいう話ではなく、そういうギョーカイであるということを、まず認識すべきだ。その上で、発注者側、あるいは受け止める人達は、冷静にそのクリエイターを評価したらいいのではないか。
0コンマ数ミリの文字間にこだわるデザイナー、フォントの選定に数日かけるデザイナー、1本のケイ線に意味を考えるデザイナー、すべては仕上がり具合に現れてくる。が、グラフィック・デザインは芸術品ではない(中にはそのレベルのものも存在するが)。あくまでクライアントがいて、なんのために表現するかに応えるのがデザイナーの役割だ。
いいデザイナーと知り合い、できることなら息長く、トコトン付き合うのがオススメだ。そして、いいデザイナーと知り合うには、たくさんのデザイナーの作品を、浴びるように見続けることだ。
そしてそのデザイナーをディレクションする人の能力が最も問われる。一番いいのは、経営者がデザイン好きであること。そしてディレクションに関わることなんだが、コレがなかなか。