アップル、性的に露骨な子供の写真を検出し通報-年内に新機能導入
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法律無知なのか、関連する法律の条項を新たに作るかは記載されていないだけで、プライバシーの観点で問題ないかは気になります。
SNSのように情報を開示しているサービスではなく、あくまでストレージとして利用するiCloudだから、そこまで勝手に検閲する権利は果たしてAppleが持っているのかなぁ。
もちろん新しい利用規約をユーザー側に承諾させればいいという方法も考えられますが、ユーザーはどれほど納得して継続利用に留まるかは気になります。
今回の件、日本の家宅捜査と紐付けて考えると非常におもしろいと個人的には思います。警察すら令状なしでの家宅捜査はできない、かつ明記されている対象以外のものが証拠として認定されない可能性があります。
人権を重んじている米国なら尚更厳しいはずです。
企業イメージを向上したい、行政と良い関係を築きたい狙いは分かりますが、やり方をもっとじっくり考えて説明責任を果たしてほしいところですね。
注目のコメント
米国民は、政府等の検閲を受け入れ難い国民性を有していると思われますので、一部に強い拒否反応があると思われますが、一方で、法律で社会的弱者を保護するという考え方が強く、特に児童の保護には高い関心が保たれているので、アップルの取り組みは、差し引きすると、世論には歓迎されると思います。
しかし、そもそもが一企業アップルによる個人データの検閲であり、それの国家への通報を実施するためには、アップルが提供するクラウドを利用する際に同意すべき「契約=プライバシー・ポリシー」に定めておく必要があると思います。その存在があるのなら、企業がユーザーの「犯罪の証拠」を当局に提供しても、ユーザーから責任を問われることはないでしょう(同意しているのですから)。
この方法を用いれば、強い犯罪抑止力が得られると思います。これにより、ネットの公共性が高まることが期待できます。(米国政府がアップルに検閲を要望していることが背景にあるかもしれません。)この件はアメリカでもプライバシー問題で騒いでいますが、個人的には「ここまでできるのか」という驚き。少し前に、確かグーグルの画像認証にバイアスがあり公的に使おうとしたことが取り消されましたが、いずれもっとすごいことが起こりそう。
それほど、児童に対してのさまざまな問題があるということ。まずは危険な目に遭っている、或いはこれからそうならないようにする施策は必要だと思います。際限なく広がるオンライン上の情報の規制も必要だと思います。そことプライバシーの問題は切り離せない課題。監視社会的な恐怖感もありますが、放置することで新たな恐怖を生んでいる事実もある。個人の情報の閲覧、情報への介入に関してはその必要性と納得度を高める必要はあるのかと。
監視or抑止 この問題はこれからますます重要な課題。議論しつつ進めないと。