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そういった意味では、これまでの歴史を振り返っても、あまりそういった制約がないSF作家の方々の未来予測が一番正確であることがわかります。
例えば、今流行りの「空飛ぶクルマ」…ドローンタイプの製品は、昭和の時代に、SF作品の挿絵に登場しています。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
勿論、思考のフレームを体系化することは大切なのだが、あくまでもそれは直感や試行錯誤の結果であって、そのフレームからスタートすることに結構違和感を覚えるのだ。
例えば、5年前に立ち上げたカルビー フューチャーラボ は、オープンイノベーションの事例として良く取り上げられるが、最初から「オープンイノベーションをやろう!」と志向していたわけではない。メンバーが足りず、苦肉の策として社外に協力を求めたのであって、結果それが「オープンイノベーション」と呼ばれるようになったのだ。
知ることはもちろん大切だけど、やはり頭でっかちにならず、肌感や実感をもって取り組む事が、何よりも大切なのではないかと思うのです。
学生時代にSFを読みまくってわかったことは、SFは荒唐無稽な物語ではないこと。
SFを成立させるためには「飛躍」が必要だが、人気のある作品はその飛躍に納得感があること。
「火星」に関するSFを読みまくってわかったことは、火星は地球を照らし出す鏡のような存在であること。
火星への植民を描く作品群は、かつてのアメリカン・フロンティアを追想するかたちで、ニュー・フロンティアとしての火星が描き出されていること。
SFの面白さは、そこに描かれる未来のいかつい風景が実はそれほど遠くでも新しくでもなく、それらの物語のなかに、気づかぬうちに取り込まれてしまっていた自分たちの姿を見つけることができるところ。
https://newspicks.com/news/2418422?ref=user_2112738
2030年や2050年の金融風景、キャッシュレス進展状況など、妄想すると夜も眠れません。
個人的には、川端裕人氏の小説も好き。SFとまではいかない領域かもしれないが、エピデミック(2007年)はコロナにかなり重なるし、The S.O.U.P(2001年)は今はやりの言葉でいうならメタバースの世界を相当に描いている。
SFに限らず、ビジネスや政治の話でもある。徹底的な調査で有名だったトム・クランシーの小説は9.11で残念ながら実現されてしまっている。
架空世界とはいいつつ、もちろんできる範囲で科学的な考証もされており、その技術や文明による統治機構のあり方や大衆の思考や行動など、考える材料としては最適かと。
ハインラインの月は無慈悲な夜の女王など、古典SF面白いと思います。
そして、映画版の夏への扉は、ちょっと怖すぎて観ていません。
50時間かけてSFの世界を旅できるAAAゲームは最高。
未来について、思考の広がりと、ストーリー化するときの整合
がありますから、触発されること多いと思います。
150年前に、ベルヌは、月、宇宙へいき、
50年前に、ディックは、パラレルワールドを描いてくれていますし。
従来型の、シナリオプランニングは、
どうしてもリスク対応引っ張られるので、
機会を考えるためにも重要と思います
一方、SFは確かに良いのですが、やや外部的にあるので、
個、企業、社会の、目的、存在から可能性を広げていくことも重要に思います(それも含めておっしゃっていそうですが)
シナリオプランニングの思考法ややり方などは大学院至善館でみっちり学んだ。ただ、前提としてフィクションで考える、という点では、SF思考は確かに心理的安全性を生んだ議論ができる。
『SFから得られるのは「未来予測」ではなく「可能性」だということだ。』
フィクションではなあるが、一つの可能性として捉えられれば、アイデアを無限に広げられる可能性がある。