米、ロシアに外交官24人の国外退去要請=アントノフ駐米大使
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米ロ間では4月、バイデン大統領が「米国の安全保障や経済が脅威にさらされた」としてロシア外交官10人の国外退去を求めて、ロシアと米国に駐在する双方の外交官追放合戦があった。バイデン政権の明確な外交上の意思表示だった。今回の「米政府がロシアに対し、9月3日の査証(ビザ)の有効期限切れに伴い、24人の外交官の国外退去を求めた」との話は、米政府が査証発行の手続きを厳格化した結果とロシア大使自身が認めている。米ロ間の協議の進行と直接の関係はないのだろう。ただ米国がロシア発(官民どちらなのかは関係なく)のサイバー攻撃を不満に思っているときに「査証厳格化措置」が実施されることになる。
バイデン大統領、この間プーチンと会ったところだが、ロシアに対して厳しく当たるということは、ランサムウェア絡みの報復なのか、それとも別の理由があるのだろうか。しかし、中国だけでなくロシアとも対立するとなると、ちょっと外交的な課題が多くなりすぎる気もする。
米国は少し前にロシアにサイバー攻撃を止めないとレッドラインだと警告しました。オバマは2010年頃にレッドラインという言葉をシリア情勢で使いながら、弱腰を見せたことでレイムダック化して、中国は南シナ海で強硬措置にでました。中東ではイランも挑発行為を強めています。ここはバイデン政権の外交政策の岐路になる可能性ありますね。近隣にややこしい国が多い日本にとっても一大事だと思います。