EV電池の中国CATL、納入先の自動車メーカーが競合に
日本経済新聞
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注目のコメント
利益率が下がるのは必然で、この記事では触れてませんが早期に工場を新設することで設備の償却をしきってしまう狙いもCATLやLGにはあるはず。
問題は現行のリチウムイオン電池をいつまで生産し続けられるかと、Cell to PackやLFP、ナトリウムイオン電池、その他次世代電池生産工程への転用がどこまで折り込まれているか。
あとはリユース・リサイクル費用を外部に転嫁していることやLCA対応のための再エネ電源の調達も財務指標だけでは見えにくい問題です。
更に言えばEVメーカーとの契約形態にも依存しますが、リコール費用が今後どこまで発生するか。つまり、政府の補助金は今後減り続けますが、費用負担は設備償却以外は増え続けることになります。
ドイツのCATLギガファクトリーはどうなりますかね。テスラよりも早く立ち上がる見込みですが、欧州の思惑も有るのでLCA対応工場としてはモデルケースになるでしょうが、利益率は最も低い拠点になるのでは。
パナソニックがCATLやLGからシェアを奪われているような車載電池市場ですが、ビジョン無き自動車メーカーの従順なサプライヤーとなっているだけとも言えます。
ノースボルトに至ってはもう現行LiBの工場は数ヵ所しか立ち上がらないのでは。VWもしびれを切らして内製化表明しましたし、角型セルを量産出来る能力も無いと思うので。