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日経の経済教室に寄稿しました。
政策の持続性というのは非常に重要だと思っており、その観点から書いたものです。
「気候変動は最優先の課題」と言ってしまうのは気持ちいいのですが、劣後するとされた課題の中に現実の暮らしがあったりするわけで。そこへの配慮が無ければ政策への支持は続かないでしょう。

話題になっている炭素への価格付け(カーボンプライス)ですが、政府が省エネ規制やら再エネ補助政策やらをいろいろやるのはかなり無駄が多いので、技術中立的なカーボンプライスを導入すべきだと思っています。
ただ、そのための大前提として、乱立している今のエネルギー税制や再エネ補助などを一度整理する必要があります。いまのFIT賦課金など、電気にだけかかる炭素税のようなもので、これから電化と電源の低炭素化を同時に進めることが基本方針のはずなのに、完全に逆行してます。
こういう不整合を正すことから始めるべきだと考えています。
ご一読いただければ幸いです。