民泊サイトに新潮流 エアビーに挑むロンドンの「スマーター」
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スマーターは量よりも質を重視し、高額な手数料なしの予約サービスを提供している民泊サービス。1泊約3万1000円〜31万円までのものが掲載されており、エアビーよりも質が高いものが多いようです。
注目のコメント
「地球がなければ旅行はできない。サステナビリティーでのスマーターの中核要素は、環境に対する旅行業界の責任を果たすことにある。これはパートナー企業や住宅所有者、サービス運営者、宿泊客、そしてスマーター自身など、全ての関係者が果たすべきものだ。(記事から引用)」
今後、旅行業界が取り組まなくてはならないことをスマーターの創業者が明言しています。サービス内容を「量から質」へ転換することを重視するだけでなく、スマーターの利益の10%をカーボンオフセットや環境保護のプロジェクトに対して資金提供することで持続可能性を高める取り組みも実践しています。
是非、スマーターには日本へ進出してもらいたいです。コロナ禍においても変化することに抵抗を示し、安さを売りにすることしか出来ない多くの事業者に対しては良い刺激を与える黒船になりそうです。るるぶ・じゃらん・楽天トラベルに対抗して、一休やRelaxが出てきた発想に近い気がします。
Relaxも、もともとはじゃらんに載っているホテルとは並べてほしくない高級旅館があるという宿の声がベースにあったと記憶しています。
ただ、これどこまで行っても最終的には裾野を広げていかないといけなくなるモデルで、ブランドと成長させるビジネスとのコンフリクトに悩むことになるのです。
一定パイを取りきった後にどうプラットフォーマーとして事業を広げていけるのかがポイントでしょう。いずれこの手のサービスが出てくるという気はしていた。エアビーは質のばらつきや管理の程度に差があり、顧客満足度という点ではどうなのか、という気もしていた。民泊もこれからは質の時代ということか。