形骸化する「インターンシップはキャリア教育」。早大・明大・青学・立教の決断
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5日のインターンシップって???って感じです。インターンに関しては、少なくとも私たちが受け入れている米国の大学の場合は、大学側も必要な準備をして、受け入れ側も、学生、大学側としっかりと話し合ってどのような事前準備、レクチャーが必要か、その上でどのような業務をやってもらうか準備して受け入れます。いくつかの大学では特定業界向けの追加口座やラボクラスみたいなものを用意して、そのカリキュラムについては受け入れ側の企業ともシェアし、企業側も知恵やリソースを出し改善に務めています。そうなると5−6週間はやらないとお互い全くリソース的にメイクセンスしないですし、全員がやるものでも、たくさんの企業が受け入れるものでもないです。
インターンシップの結果、採用検討に進む場合ももちろん多々ありますが、それは経歴が採用に役立つからではないです。
大学も企業も学生も本件についてはちょっと怠惰すぎますね。
注目のコメント
現場経験は早いほどいいし、より現場に近づくためには1日でも長い期間経験する方がいい。それでも現実とのギャップを完全に埋めることはできないのだから。
インターンシップを受け入れる企業側にしてみれば、手間ひま時間、その上コストまでかかるのだから、入社候補生にならないのであれば意味はないと考える人事担当者も多いかもしれない。
が、それでも「若い人材を社会全体で育てる」という意識に立てば、少々の負担があっても、広く各社で協定的なものを交わして取り組んでみてはどうだろう。企業活動の、ひとつのスタンダードになれば素敵だ。
その代わりと言ってはなんだが。受け入れた学生をお客さん扱いするのではなく、自社のいいとこばかりを見せようとするのではなく、なんなら「いじめてやれ」くらいの(本当に意地悪するのではなく)気持ちで、厳しくシビアに、対応すればいい。
そんなふうなインターンシップになれば、実質的な、より役立つ仕組みになるのではないだろうか。見直すのもよいのだけれど、どうせならもっと大胆に考えても良いのでは。
例えば、なぜ日本では新卒で就職が当たり前なのだろう。別にギャップイヤーが普通になっても良いではないか。
もう終身雇用など無いのだし、新卒一括採用に関係する全てを見直してみたら如何か。ほんのちょっと前までインターンシップはそんなに多くの人が参加するイメージがなかったのですが、いまは逆に「周りがみんな参加するので自分も参加しないと不安になる」という状況のようです。