男子走り高跳び、頂点分け合う 「ジャンプオフ」せず
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リアルタイムで見ていてこれほど落胆した種目は他にない。隣が数ミリ、0.001秒に命をかけて競い合うなか、話し合いでメダルの色を決めるという暴挙。これが認められるならプレーオフや延長戦がある競技は全て同様に扱わないと釣り合わない。
例えば松山選手が惜しくも銅メダルを逃した男子ゴルフ。最終順位で同率3位が7名。ここで話し合いで全員に銅メダルにせず、正々堂々とプレーオフを執り行い決着をつけた。
同様な違和感は柔道の銅メダルが2人いることに近い。決着をつける方法は簡単に作れるのに作らない。メダリストを増やして盛り上げたいという気持ちもわかるが、ほんの小さな差を作るために命懸けで努力しているアスリートたちに失礼極まりない。
もちろん悪いのは選手たちのではない。プレーオフの仕組みを考えない協会の怠慢だ。
これは美しいスポーツマンシップではないとはっきり主張する。