[東京 1日 ロイター] - 東京五輪は1日、自転車BMXフリースタイル・パーク男子の決勝を行い、中村輪夢(りむ)が85.10点で5位となった。1位は93.30点でローガン・マーティン(オーストラリア)、2位は92.05点でダニエル・デルス(ベネズエラ)、3位は90.80点でデクラン・ブルックスI(英)だった。

中村は京都出身の19歳。BMXライダーである父親の影響で、幼少期からBMXを始め、中学を卒業した2016年にプロになった。2019年のUCIワールドカップ広島大会で準優勝、11月の中国大会で初優勝し、日本人初の年間ワールドチャンピオンとなった。名前は自転車のリム(ホイールの外枠)から。

五輪初の種目となったBMXフリースタイル・パークは、20インチの自転車に乗り、ジャンプ台やスロープを組み合わせたコースを自由に使いながら、60秒間にトリック(ジャンプ・空中動作・回転)などを行って競う。採点の対象はトリックの難易度や独創性、構成、スタイル、スピード、コントロール、着地など。