音楽を利用して脳卒中患者の歩行能力を改善させるMedRhythms
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MedRhythms(メドリズムス)のCEOのハリス氏はもともと神経学的音楽療法の研究者として、病院で脳の障害を持つ人々に音楽を使った治療を行っていたが、病院外で(例えば在宅で)同様の治療が可能となるようにと、同社を立ち上げたとのこと。HPを見ていると非常に興味深いです。
薬物ではなく音楽を利用して脳の機能を回復させるというアプローチ。
MedRhythmsのHPを読んでいて 連鎖的に探索していて、こんなページも見つけて、音楽に関わる者としては非常に引き込まれました。
脳のある部分を損傷した患者が、「なじみのメロディーが分からなくなっている他に、和音の響きも分からなくな」ってしまったという。
旋律や和音やリズムは脳のどの部分でそれぞれ処理されているのか。
両側の側頭葉前部が和音の響きを受容するためのなんらかの機能を担っているらしい、とか、読んでいて止まらなくなりました。
『音楽はどのように脳に取り込まれるか。』
2013年08月09日
佐藤 正之
三重大学大学院 医学系研究科 認知症医療学講座 准教授/三重大学医学部附属病院 音楽療法室 室長 (記事掲載時点)
https://www.yamaha-mf.or.jp/onke.../satoumasayuki1_chapter2/失語症を歌で回復させる取り組みが今までもありました。
左脳で処理される言語に、異なる経路を与えることで新しい接続を作るそうですが、
脳にはまだまだ大きな可能性が眠っているのだと感じます。