著名人 立体CGで500人 全身をスキャン→肌の質感や表情再現
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10年ほど前に、AKB48がグリコのCMでメンバーのCG合成で新しい人物を作り出しましたが、この世界が進んでいくと、実在ではない「理想」のCGアイドル、CGモデルも作れそう。あまりこういう領域詳しくないですが、初音ミク的な存在の実写版みたいな?昨今の著名人への誹謗中傷や私生活に介入しすぎる週刊誌取材などを見ると、いっそそういう方がいいのではないかという気もするけど、一方でそういったCGに、本物にはできないような人間離れしたこと(たとえばポーズとか撮影シチュエーションとか)をやらせはじめるとバーチャルとリアルの境界が危うくなって何か問題が起きそうな気もする…。記事の写真には、やはり本物の冨永愛さんのほうがきれいというか不気味の谷的な感覚を得そうな気がしましたが動いているところなど見るとどうなのでしょう。
(追記:少し調べたらCGアイドルのような試みはもうあるようですね。でもそれにあまり魅力を感じないのであればやはり私達は見た目の美しさとかだけではなくその裏にある人間味のようなものを見ているわけで、その感覚を実在の人物のCG代打で感じられるのか…?)
注目のコメント
この分野でトップを走る早稲田大学・森島研究室との共同研究とのリリースもありますね。
サイバーエージェント、早稲田大学森島研究室とCGチェンジャーで3DCGにおける共同研究を開始 CGチェンジャーの技術顧問に森島教授が就任
https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=22005
3DCGで「CG HUMAN」を制作、AI×CGによる多種多量な広告クリエイティブ制作と広告運用に強みをもつ「株式会社CyberHuman Productions」 が始動
https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=23653
似たような事例として、随分前にオバマ大統領もスキャンされていました(フェイク映像ではありません)。Youtubeをご覧になるとたくさん動画が出ています。
オバマ大統領、3Dスキャンされる。
https://cgtracking.net/tutorial-making/3dcg-making/obama/リアルとヴァーチャルはますますボーダレスに。
人気者はますます稼げる。逆に今まで本人のスケジュールが確保できずに二番手三番手で仕事を請け負ってた人の仕事は減ってしまうのかも。
いやいや、だからこそ表現の個性や差別化が必要になるのかもしれません。誰を使うかに加えてどう使うかが試されますね。
著名人にとっては自分の分身かもしれませんが、使う側にとってはどちらも本物。その分クリエイティブの力が試されると思います。
リアルとCGの費用効率も気になるところ。
今に出演者全員CGの映画とかCMとかドラマとかできどうですね。
著作権とフェイク防止著作権の保護は大きな課題ですね。バーチャルヒューマンは広告利用などにおいてはタレントや制作スタッフのメンバーの手間をかけず、複製可能なため稼働がいらないという点では非常にメリットになる。一方で複製可能ということは、インターネットのコンテンツと一緒で売上も小さくなり業界をシュリンクさせることになりかねない。AIが進んだ先にタレントビジネスがどうなるかは気になるところですね〜。