映画『東京パラリンピック 愛と栄光の祭典』の感想・レビュー[27件]
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本日、シンガポールのオールドハム・シアター(シンガポール・アーカイブ内)でAsian Film Archivesとして上映されていたのを観ました。東京パラリンピック2020の開催の前に(8月24日〜9月5日)、ぜひ、観ていただきたい映画の一つです。
当時、障がいを持つ人たちが、どのような気持ちでパラリンピックに臨んでいたのかを窺い知ることができます。今ほど競技性があったわけではありませんが、参加する選手がなぜ参加しようとしたのか、といったエピソードの語りにはグッとくるものがありました。
開会式や閉会式も、心のこもった手作り感があり、閉会式で選手たちが握手を交わす様子など、こういうものが原点なのだなと感じました。
64年東京パラリンピックは、パラリンピックという名称で初めて扱われた60年のローマ大会に続いて行われた第2回です。もともとは、ストーク・マンデビル競技大会というものが原点であり、東京パラリンピックも第13回ストーク・マンデビル競技大会として行われたものです。同競技大会は、第二次大戦後、1948年に英国で始まり、戦争で負傷した兵士のリハビリという趣旨でスタートしています。