令和3年7月30日 新型コロナウイルス感染症に関する菅内閣総理大臣記者会見
コメント
注目のコメント
<引用>
(尾身会長)
私の方は、今の御質問は、危機感の共有、どうしたらいいかという。これ、私の意見は、これは2つの側面があると思います。
1つは言葉ですね。言葉。これはメッセージということだと思いますけれども、今、多くの人は少し複雑な気持ちになっていると思います。片方では感染対策をしなくてはいけない、しかし、もうそろそろ社会活動したいというような、いろいろな複雑な気持ちがあるので、そうした複雑な気持ちに寄り添ったメッセージというのを、しかも政府と自治体と一体にやるという、これは言葉ですね。
しかし、言葉は必要であって十分ではないと思います。それを十分なものにするためには、やっぱりアクションです。実行というものがあって、私、前から申し上げたように、このような状況になると、言葉に加えて政府、自治体、国のリーダーですよね。これが今までも汗をかいていただいていますけれども、この局面には今まで以上に汗をかいているということで、実際には先ほど言ったワクチンのこと、検査のこと、医療体制の充実というようなことを、見本、実際に実行性を上げると。今までも上げてきましたけれども、例えば先ほど、私、検査のことを申し上げて、検査もいろいろなところで今やられるようになりましたね。しかし、まだこれを普及して、どこでもできるというとまだ距離があるので、そのことを政府一丸になってやるんだというそのアクションですね。言葉とアクションが一体になるということが私は非常に重要だと思います。
</引用>違和感を感じるのは、「お願いなのですが」と言う言い方。
我々の現実的な問題なのだから、政府にお願いされる筋合いはない。
菅首相にもし足りないところがあれば、言葉なのかもしれない。
多分役所が書くのだろうが、言葉はリーダーシップをともなった言い方で良いと思うし、
それは我々国民の主体的意識を上げるはず。