[ワシントン 29日 ロイター] - バイデン米大統領は29日、民主党議員が作成している予算案に移民問題の予算を盛り込むべきとの認識を示した。バイデン氏は、幼少期に親に連れられて米国に不法入国した若者「ドリーマー」に市民権を得る道を提供すべきと主張している。

バイデン氏とハリス副大統領は、ドリーマーの在留を認める措置(DACA)について民主党議員と協議した。

協議に参加したダービン上院議員は、予算調整法案を通じて移民改革を推進する機会が民主党にはあり、大統領もそれを支持していると述べた。

民主党の上院指導部は今月、予算措置に気候変動対策や社会保障、子育て支援の税優遇制度を盛り込むことは可能との認識を示した。ただ、移民関連措置の盛り込みを承認するかは不透明。