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コロナ禍で経済が低迷するなか、折角積上げた70兆円あまりの補正予算の4割にも上る予算を積み残すとは何事だ。しっかり使って経済を立て直せ、という声が大きくなるだろうことは承知の上で脇におき、使い残した予算の項目をあらためて眺めて、急場を凌ぐためとはいえその場限りの補助金が多くを占めることがあらためて気になります。
欧米諸国も同じく巨額の財政支出をコロナ禍対応で決めましたが、DX、環境、半導体などなど国の未来を担う産業の振興に多くを投じています。足元の新規陽性者も死者も欧米対比数十分の一に止まった我が国が、コロナ禍後の世界を見据えて中長期的な対策を打つ諸国と異なって、足元の対策にばかり力を注いでいるのは如何なものか。
限られた原資を単年度主義の枠組み内で繰り越して無理やり使うより、使い残したものならば、日本の未来を担う産業の振興に投じる方が良さそうに感じないでもないけれど、悲しいことに、日本でそういう発想は出てこない・・・ (・・;
この繰越額の大半は、補正予算として前もって国会の議決を経て繰り越されたもの(明許繰越)。予算の単年度主義の例外扱いとされている。そもそも、年度内に消化できないことが事前にわかっていて2021年度に繰り越している。

政権与党が、2020年度内に消化できないことを承知の上で、盛るだけ盛った補正予算を組んだことが、異例の繰越額になっている。

2021年度補正予算を組むぐらいなら、まずはその前にこの繰越を使うことから先にすべきだろう。この繰越を使い切らずに、新たな経済対策を出して補正予算を組めというなら、国民に見せかけだけとなる粉飾「予算」というべきだろう。

ちなみに、この繰り越した予算は、2021年度中に使い切らなければ、失効する。
これまでの最大は東日本大震災後の12年度の7兆6111億円