• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

温暖化対策、日本の針路(上) 電源構成、帳尻合わせ 避けよ

日本経済新聞
52
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


のアイコン

注目のコメント

  • badge
    国際環境経済研究所 理事・主席研究員

    橘川先生らしい論考ですが、首をかしげるところが多いです。
    (大人のお作法の塊のような政府委員会で、ダメな事務局案にちゃんとキレてくださる橘川先生は素晴らしいですし、親しくさせていただいていますが。ただkatoさんのご認識はちょっと違うと思う。)

    そもそも、帳尻合わせなんて今に始まったことではありません。民主党・鳩山政権が誕生し、国連総会でいきなり「2020年に1990年比25%CO2削減」を公表したときの計画もひどいものです。当時は再エネが今よりもずっと高かったので2030年の電力需要の2割を再エネで、5割を原子力で賄う、そのために2020年までに9基原子力発電所を新増設、30年までに14基新増設というものだったんですから。
    ただ、あの時はまだ経産省がしっかりしていたので、2020年の計画では無理なので、2030年の長期見通しということにして、しかも閣議決定はしなかったと記憶。政権の方針の帳尻合わせはしつつ、それ以上にはしなかったわけです。今回はこれで閣議決定するんでしょうかね?
    それに、「再エネを増やすには、他の電源を減らさないと」と仰っていますが、今後低炭素化を進めるためには、電化が進展するので、低炭素電源は徹底的に活用しなければいけない。的が外れてます。

    原子力の比率を現実的なところにすべきというのは理解できますが、規制委員会に委ねっぱなしで安全審査が進まない現状を前提とするのか、低炭素電源の確保という政策目標を優先するのかで原子力の比率の「現実性」は本来変わるはず。原発の比率が上がらないのは、化石燃料が無いとか国土が狭くて太陽光の場所がないといった物理的な制約ではないことはご存知のはず。

    加えて、天然ガス比率の見通が低く、天然ガスシフトに水を差すとありますが、2050年カーボンニュートラルと言われている以上、政府が何を謳おうが、火力発電に新規投資する民間事業者がいるか、という話。私は何度も書いているのですが、発電事業を自由化した上で、政府が書くエネルギー基本計画の意味は??というところから問わねばならないはず。

    パリ協定は当初は2℃目標が主で、島しょ国への配慮から1.5℃目標が書き込まれたという経緯などをご存知であれば、「46%目標は、1.5℃目標に沿っているから正しい」などという書き方はされないはず。
    いろいろ、ちょっと???


  • エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所代表

    まるで橘川先生のようなタイトルだなと思ったら橘川先生でした。基本政策分科会でも不快感を隠しもせず明確に「反対」を表明されていました。

    日本の電力石油産業史の研究者だった橘川先生が、震災以降、「原子力のたたみ方」と称し、電力行政に関わるようになって久しいです。

    今回、いかにも日本の「オジサン」が好きそうな論調でもあり、あるいは大御所らしい手厳しい意見ということもできますが、正直に言えば私にはこうした議論は過去の議論に拘泥する的外れとも言えるものではないか、とも思っています。

    意思決定のプロセスが問題だといいますが、そもそも2050年脱炭素の決定も、基本政策分科会の議論なしに決まっているわけで、それを政治の問題だと捉えてしまうことは、そもそも今エネルギー政策の意思決定プロセスで起きている現象を見誤っている気がします。

    また、最初から帳尻あわせなのですから、それを批判することになんの意味があるのか、などと私には思えてしまいます。

    また、「野心的な目標」をどう捉えるかでも変わって来そうです。リアリティがあれば野心的とは言えないので、それは目標にはなり得ず、形容矛盾しています。

    Katoさんがコメントされていますが、橘川先生は理科大は2019年度で退官され、現在は国際大学副学長です。「日本のエネルギー関係ではトップ」とはどのような意味でしょうか。日経(とフィナンシャルタイムズ)での引用回数ですかね。


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    本日の日経経済教室、国際大の橘川先生。日本のエネルギー関係ではトップの方。文脈としては先週エネルギー基本計画が出たが、その有識者会議の委員の一人でもあり、その場でも「リアリティーに欠ける、帳尻合わせだ」と警笛を鳴らされている。
    エネルギー基本計画と、そこでの橘川先生のコメントは下記でPickしていたが、本記事ではより具体で今回の改定のプロセス、そして出てきた改定案の課題が分かりやすい。
    「帳尻合わせ」という強い言葉が出てきた背景が分かりやすい…エネルギーは資源がなく、でも製造業が一定強い日本では、特に戦略的に動いていく必要があるのに…

    https://newspicks.com/news/6034915
    https://newspicks.com/news/6035070

    <追記>大場さん、竹内さん、有難うございます。私の「トップ」という言葉は記事であったり委員を務められているといった観点での印象論ですので、エネルギーを専門に見られているお二方からの観点のほうが正しいかと思います。ご指摘有難うございます。
    あと理科大→国際大も大変失礼いたしました(修正済みです)。

    本論部分については、今に始まったことではない、野心的と帳尻合わせの違いはという指摘もそうだなと思う一方、プロセスとして良かったとは思えず(記事で訴えられているステップを取れたほうが良かった)、またそういうプロセスで起こった課題が世に知られるということは必要だと思っています。<追記終>


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか