「彼らを誇りに思う」アイリスオーヤマ会長が感激した"クビ覚悟"という社員の行動
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会社は社長の器以上には大きくなることはできません。
従業員5人売上500万円の町工場を脱下請けを目指して、得意な技術を活かして、ニッチな市場を開拓し続けることで、成長したアイリスオーヤマの元には、一流企業の技術者が集まって来ています。
商売の基本は、昔も今も変わりません。
自分の目先の利益を追えば、その時はしのげても、次第に無理が重なって行き詰まってしまいます。
利益は後から付いてくるという利他が商売の基本です。
決算を乗り切ればいいということを繰り返しているうちに、短期利益や売上を追い求めるばかりで、利益を未来のために投資に回すということが決断できなくなります。サラリーマン社長なら尚更です。
会社は誰のものか、という問いに対し、もはや株主のためという答えではなく、従業員や取引先、地域社会などステークホルダーのためのものとされるようになって来ています。
上場を目指す企業の経営者の中には、上場して一旗上げたいのような目標を持っている人も多いと思います。一つのマイルストーンでもあるからです。でも何のために上場するのか、投資を呼び込んで会社を大きくさせたい、それもあるでしょうが、では何のために会社を大きくさせたいのでしょうか?
上場を目指しているうちに、創業精神を忘れて、上場だけを目指すようになると、結局会社は存在意義を失っていくものです。
会社が成長するのは社会が必要だからですし、お客さんが喜び幸せになり、従業員もやり甲斐を持って働けるからです。
リーダーの器が問われているのは、いつの時代も変わりません。リーダーの気分による人事で人を動かすような姑息な組織はすぐに腐敗し、世の中から消えていくということです。