東京都 新型コロナ 新たに3865人感染確認 3日連続過去最多更新
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都の基準で集計した29日時点の重症の患者は28日より1人増えて81人。当人にはお気の毒ですが、死者は3人に留まります。一定のワクチン接種率の下では、陽性判明数は一時的に増加しても重症者数や死者数は抑制されるのは、NYやロンドンの先例が示すところ。東京だけ死屍累々になるという根拠は希薄です。
このうえは、一般市民や大企業や飲食店だのみではなく、痛みを伴う医療システム改革を断行し、医療キャパシティをNYやロンドン並にしない限り、緊急事態宣言を脱することは不可能。当たり前ですが、ゴールポストを何度も動かし「これが最後」の繰り返しでは、人間だもの、心は折れますし聞かなくなりますよ。
…とはいえ、我々のグループの研究成果によれば、緩徐で持続的な介入が、医療(陽性判明数)と経済(Rettyの訪店数・口コミ数)を最適化するアプローチなので、(もはや緩緩の)緊急事態宣言を延長することは、現実的には理に適った判断かもしれません。酒類提供は一定のルールの下で再開すべきですが…
https://www.mdpi.com/2075-4426/11/8/719/htm
要請を受け入れない飲食店がここまで増えた今にあっては、酒類提供の限定再開は人流を分散することに繋がり、また機会主義や不公平感の解消に寄与するのではないでしょうか。既定の枠組みである、一定間隔・90分以内・2〜4人以内・マスク消毒、を愚直に励行すれば良いと思うのですが、いかがでしょう?
注目のコメント
20代感染者が1417人、65歳以上はこれまでワクチン接種済み世代で目立ちませんでしたが、105人と再び三桁になりました。
入院患者数が3000人近くなり、病床が埋まるスピードがはやいです。ここ数日、首相官邸周辺や東京都幹部が「人流は減っている」「医療のひっ迫度は、第三波とは性質が違う」などの発言が相次ぎ、感染症専門家や医療の最前線で対応する医師らとの意見の乖離が表面化しています。これを見聞きする、国民の不信感が増大することが懸念されます。
アメリカで、ワクチン接種後も感染する「ブレークスルー感染」が指摘され、マスクの再着用をCDCが呼びかけています。接種後も同様の感染対策が必要で、このウイルスとの戦いは、やはり長くなると考えています。この感染拡大のスピード感は、飲食店のアルコールが主要因まではありませんよね。
→それでもきちんとルールを守っているお店の方が多いはず
コロナ禍も1年以上となり、人それぞれ、自分なりの感染対策のレベル感が出来上がっているはず。
マスクを外して話しをする人は、概して外して話しをする傾向があり、例えば、それが今までは30分くらいまでは感染することがなかったのに、今は30分くらいでもうつる可能性が出てきている…それがデルタ株かと。
となると、感染対策レベルとして、安心出来るレベルが上がっている訳です。ですから、同じ感染対策をしていても、安全レベルを満たさない人が増えている…だから感染者が増えているという比較的シンプルな理由だと感じます。
実際、私が普段やり取りしている人には、未だに感染者がいません。私が普段やり取りしている方々は、自宅ワークをしている人ばかりです。
やはり、通勤を常にしていると、リスクは上がりますよね。
となると、今は、飲食店ではなく、在宅ワークを徹底すべきなのでは?昨年来、60歳以上の高齢者は重篤になる可能性があるため、若い人にも行動制限を求めてきました。大学生もほとんど学校に行ってない時期もありました。高齢者にワクチンが行きわたるまでは、我慢してくださいと。
若い人は、重篤にならないので、高齢者優先のワクチン接種を優先してきました。結果、高齢者のワクチン接種は行きわたり、ほとんど重篤患者がでていません。
若い世代は、高齢者優先でもデモも起こさず、非常に日本社会に協力的です。
今までの政府のメッセージからは、若い人は軽症ですので、高齢者のワクチン接種まで我慢して下さいと聞こえますから、もうそろそろ若い人たちは活動し始めるでしょうね。
軽症の若い人の方の入院をやめるだけで病院逼迫は解決するでしょうし、医師会も政府も今の現状を見て対応しないと、1年前から進化していない気がしますね。