[ソウル 27日 ロイター] - 韓国の半導体大手・SKハイニックスが27日に発表した第2・四半期決算は、利益が38%増加し、2年超ぶりの高水準となった。パソコン向けなどの半導体需要が急増したほか、サーバー向けの需要も回復した。

第2・四半期の営業利益は2兆7000億ウォン(23億ドル)で、前年同期の1兆9000億ウォンから増加し、2018年第4・四半期以来の高水準となった。

リフィニティブのスマートエスティメートがまとめたアナリスト14人の利益予想も2兆7000億ウォンだった。

第2・四半期の売上高は、前年比20%増の10兆3000億ウォンだった。

同社は今年下半期も半導体メモリー市場の良好な状態が続くと予想。

NAND型フラッシュメモリーは携帯端末への大容量記憶装置の搭載が増える中、需要が拡大すると予想。パソコンや携帯電話などで使われる企業向けソリッド・ステート・ドライブ(SSD)への需要も増えると見込む。