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“電池版TSMC”か、ノルウェー新興電池 CTOは元ダイソンの日本人

日本経済新聞
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  • バッテリー スペシャリスト

    NorthvoltのCEOで元テスラの調達担当のPeter Carsonも同じこと言われてますよね。ノルウェーFREYRの川口竜太CTOは元日産でDysonにも在籍していたとのこと。

    川口CTOは日産で車載用電池の生産立ち上げの経験も有り、ノルウェーは再エネ盛んな国なのも有って中NIOも進出するEV先進国。

    そして肝心の”電池版TSMC”すなわちバッテリー・ファウンドリとして、どのようなバッテリーや生産方法を用いるのかですが、FREYRは24M Technologiesと提携しております。24Mは京セラが「クレイ・バッテリー」と呼ぶパイロットプラントが大阪で動き始めており、生産工程が従来よりも大幅に短縮する低コストの半固体電池を製造するベンチャーです。

    24M自体が製造せずにライセンス供与をするビジネスモデルを取っているので、FREYRにとっても提携しやすかったと思いますが、車載用途となると川口氏のような経験者が不可欠でしょう。

    ただし、FREYRのこのバッテリー製造モデルを半導体におけるTSMCのようなファウンドリと呼べるかといったところですが、製造技術を自ら開発する訳では無く、またバッテリー版ムーアの法則は存在しませんので、バッテリーの製造委託ビジネスが成り立つかというと個人的には成り立たないと思ってます。24Mの製造プロセスを採用することも、素材が限定されてしまうことも有り、ある種のリスクです。

    現段階の欧州EVブームへ対応するには、
     ①先ずはEVメーカーと提携する
     ②コモディティとなる組成のバッテリーを選定する
     ③資源調達ルートを確保する
     ④設備投資をけちらなず、公的支援も検討する
     ⑤日韓の工場技術者を確保する
    といったことが必要になるでしょう。

    上記は実はすべてNorthvoltがやっていることです。しかし1つ彼等が見誤ったのはバッテリー工場の立地で、EVメーカーと提携する前に工場立地を選定したスウェーデン北部の工場は開店休業との噂が専らです。ここにも日本人の方が居るようですが、余り業界内の評判が芳しく無いんですよね。。

    と、つまりFREYRのバッテリー・ファウンドリのビジネスモデルが成り立つかどうかですが、製造技術を自ら保有していないファウンドリが今後生き残っていけるか?を問うてみれば自ずと結論は出るのではないでしょうか。


  • ちょっと違うかなぁ。

    TSMCのプロセスは、時間をかけてスタンダードを勝ち取ったわけで、最初から半導体プロセスが標準化していたわけではない。20年前は、20社以上がプロセスを開発していたわけで、時間をかけて今の地位がある。

    あと、最先端プロセスの開発は、今でもやっている。最先端半導体の設計はTSMC製造を前提として設計するぐらい、TSMC以外へのスイッチングコストは高い。技術開発の固定費吸収ができなくなって、3社にプロセス開発が集約した。

    電池の場合は、正極材と負極材の組み合わせが、トランジスターなどの物理設計や、回路の論理設計ほど多くはないから、最初からコモデティ化している。変動費比率が多いから、規模の経済も半導体のようには出ない。

    電池は、プロセスの標準化と資本の出し手という優位性が出せないし、そもそも重量がかさむから、地産地消も避けられず、工場も分散してしまう。

    ファンドリが成立して、EMSがあまりうまくいかないのと同じになるんじゃないでしょうか。


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