米人口成長ほぼ停止、経済への影響は
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ここ1年の米国で「死亡者数全体が出生数を上回る」「人口のわずかな減少」の2つの可能性。後者となると統計史上初。特殊出生率は1.6程度(日本は1.4程度)とそもそも低い中、移民規制が大きく影響。
先進国は軒並み人口減少トレンドにシフトしていくと予測されています。
考えれば、全世界で人口が増加し続けると、経済成長という物差し以外では非常に多くの問題が生ずるリスクがあり、人口減少はそう言った危機回避能力が発揮された必然と捉えれば、人口減少それ自体を悪と認知するのではなく、人類の進化の一過程に過ぎないと認識を改めるべきでは無いでしょうか。
その先にあるのは、今ある大量生産大量消費の美徳は失われ、ヒトモノコト全てに高付加価値や独自性、ストーリーが求められるナラティブで緩やかでありながらITやサイエンスが溶け込む多様な社会になるのでは無いでしょうか。メキシコの出生率は2.1で人口置換水準で、さらにブラジルは1.7で南米の大国は低いです。出生率の高いグアテマラは人口1600万、ホンジュラス、エルサルバドルは一千万を下回ります。中南米諸国から移民は早晩減少するでしょう。
〉メキシコの出生率は着実に低下している。メキシコの他に米国への移民が多い中国とインドはそれぞれ人材不足に直面している
インドも2.2で人口置換水準に近づいているので、移民で人口を維持するには中南米や印中以外、南アジアやアフリカとなってきます。アメリカのイスラムへの拒否感を鑑みると、より絞られるわけで。