マツキヨ・ココカラ不振の裏で、「肉・魚・野菜」の販売にドラッグストア各社が乗り出す納得の理由
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注目のコメント
ドラッグストア業態について的を射た良い記事です。
生鮮食品は各社10年ほど前から取り組みを始めており、顧客の認知度も高まっています。
スーパーやドンキホーテもヘルス&ビューティーを取り扱っていますが一番の違いはお店の導線です。ドラッグストアは入口付近からヘルス&ビューティーがありますがスーパーは野菜類や生鮮食品が入口に並んでいます。そのためスーパーでは生鮮食品を先にカゴに入れてしまい医薬品や化粧品をじっくり検討できず、おのずと指名買いの商品だけの購入となり価格競争に陥ります。
ドラッグストアは陳列からプライスまで顧客心理を緻密に計算されている業態ということをあまり知られていないのが元ドラッグストア店長として残念に思います。ドラッグストアの食品は撒き餌、集客力も上がって、本業の薬の利益で儲けられるので、食品スーパーは価格で勝負できず。まさに中小規模のスーパーは太刀打ちできないですが、ここで差別化として生鮮品が挙げられますが、ターゲットが忙しいワンストップを望んでいるので有れば、惣菜、弁当、ベーカリーのありモノでもOK、そうするとコンビニの優位性がなくなってくるのでは!?
小売業はデジタルの脅威にもさらされており、リアルもプレイヤーの業界をまたいだり、都市型からロードサイドへの変換など、再編が進んでいきそうです。