宇宙旅客機、民間主導で40年代に開発 文科省が工程表
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喜ばしいニュース、かもしれない。
だけど、2040年ってちょっと遅すぎじゃないでしょうか。。。2040年までにSpaceXとBlue OriginとVirgin Galacticは何回人を宇宙に運んでまた地上に送り届けるのだろう。現在の旅客機の製造シェアの大半をBoeingとAirbusが占めているように、宇宙往還機の製造シェアを一体何社でシェアするのだろう。早ければ良いものでもないが、First Moverの得る利益は大きい。
注目のコメント
次世代の宇宙輸送機の開発方針が出てきたことで方針が見える化されたのは大きなステップの1つだと考えます。
特に2つ目の柱である宇宙旅客機について企業主導で40年代前半までの開発を掲げられたことで、宇宙旅客機開発がさらに加速する可能性が出てきたことは有意義です。
(今の日本でもPDエアロスペース社が健闘なさってますし、スペースポート構想もありますし)
どちらかと言うと1つ目の柱であるH2AやH3などのノウハウを生かした次世代ロケットを国主導で開発することが気になりました。
低コストにするためには、単純に新規技術を入れるだけではなく、過剰品質の抑制+αが肝要だと考えます。(コスト半分だと過剰品質の抑制だけでもキツそうですが、まずはそこが大幅コストカットに効くのではと考えます。)
そう考えた時に、政府に開発の陣頭指揮を取っていただくより、現在のJAXA標準見直しを加速させ、部品や機器の品質担保にかかるコストを抑制できるようにしていただきたいです。
宇宙用部品はスクリーニングにより高コストになっておりますので、真に必要な品質追求は必須だと考えます。
本当は、低コストを実現したい場合は、色々な企業がロケット開発に参入しやすくし、競争環境の構築が出来ればベストですが、H3級のロケットを国内でイチから作るとなると、SpaceXのようなよほどの資本とよほど強いトップの意志がある企業でないと厳しいかもしれません。
(H3級を目指さなくて良ければ、現在の国内にもいくつか選択肢が発生すると思います。)「二地点間高速輸送」は今年になって,にわかに話題に挙がるようになりました.概念検討が始まっています.とは言え,1980年代の「オリエントエクスプレス」「スペースプレーン」「ロケットプレーン」から始まり,私も20年以上スペースプレーン・極超音速機・宇宙往還機の最適設計に関わってきて,「何をいまさら」「また来たブーム」と考えています.当時から「20年後には...」と言っていましたから,「今度の20年後は本物?」といぶかしんでいる.ただ,再使用弾道飛行が始まったりと,すこしずつ周辺環境が底上げされてきているのも事実で,「今度こそ」とも思っている.