【解説】世界中に生まれる新シリコンバレー
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先週(https://newspicks.com/news/6061272/body/)に引き続き、今週もQuartzの1つのテーマを深堀りするシリーズ「Obsessions」から「Beyond Silicon Valley(https://qz.com/on/beyond-silicon-valley/)」をお届けします。
いまユニコーンの震源地はシリコンバレーだけでないことは言うまでもなく、世界中から数多くのスタートアップが登場しています。そうした世界のスタートアップハブから、特にQuartzが多く報じている、中国、インド、そしてナイジェリアを中心に、世界のスタートアップの現在地についてお伝えします。
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登録はこちらから👉https://qz.com/japan/subscribe/シリコンバレーに次ぐスタートアップハブとして、自分はもう一つ、相次いでユニコーンが誕生しているラテンアメリカを挙げたいです。
今、ラテンアメリカでは人口2.1億人のブラジル、1億2900万人のメキシコをベースにコロンビアなどに展開したのち、ヨーロッパを狙うスタートアップが急増している印象です(公用語がポルトガル語やスペイン語だったりするので)。
ブラジル、メキシコの2国でかなりの人口な上、金融事業を筆頭に未だ旧来型の銀行ビジネスしかないため、人口の約半数がアクセスできていません。
それらの課題はその他のラテンアメリカ諸国でも存在するため、多国展開を狙います。そして、今投資家がめちゃくちゃ注目しています。ソフトバンクがラテンアメリカファンドを運用していたり、SequoiaやAndreesen Horowitzなど伝統的な米国VCは血眼になってスタートアップを探しています。
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また、これらの地域で急成長スタートアップが生まれることで投資家もそこを狙う。また、外国人にとって米国はVISAを取ることがむずかしいです。
さらにコロナの影響もあり、シリコンバレー離れが加速し始めました。
→先月、それに対して民主党のゾーイ・ロフグレン議員がスタートアップVISAの法案を提出しました。
詳細:https://lofgren.house.gov/sites/lofgren.house.gov/files/7.26.21%20-%20LIKE%20Act%20Full%20Text.pdf
特にこの数年、National Venture Capital Association (NVCA) は外国人起業家に対するVISAの取得を問題視されていました。ゾーイ・ロフグレン議員はそれに対する法案提出の準備をしており、ついに提出されたという状況です。
73歳の政治家がこのような状況に注目されたということは非常に嬉しいことですね。シリコンバレーは再起することができるのか。
NVCAのプレスリリース:https://nvca.org/pressreleases/startup-visas-would-ignite-u-s-economy-job-creation/