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日本の外務省は外国が発行した証明書の利用を認めず、日本の証明書は受け入れてほしいと交渉してきた。
いや、これダメでしょ❗️
というのは簡単ですが、日本の周りには中国製ワクチンが主流な国々がたくさんあります。
あからさまに、中国製ワクチンはダメで、西側ワクチンは良いですよ!とすると、アジア諸国と感情論が入り組んだ駆け引きになってしまいます。
恐らく、イギリスやドイツなどは相互主義でやりたいのが日本の本音でしょうが、スタート時は様子見をしているのかもしれません。
海外渡航に関しては、相互主義にしないと、出入国管理に掛かるコストのバランスもありますので、難しい側面があります。
この意味では、さらっと書いていますが、韓国は結構実利主義で合理的判断をしたのではないでしょうか?
なんだかんだで、日韓は、お互いの渡航者数が拮抗しますから。
最大の課題は、中国ですね。
中国と日本では、今まで圧倒的に中国人の日本への入国者数が多いです。しかも、中国製ワクチンを打っている人が大半。
中国人を受け入れるのは空港の管理キャパを考えても当面は、後回しになるかと。
渡航者数が多いのは、中国を除くと、台湾、韓国、アメリカ、香港辺り。
なんだかんだで、韓国との相互主義が早く実現しそうな気がします。
→台湾はワクチン接種が進めば早いかな
追記
今回認めてくれた5ヵ国にとっては、日本人はお金を落としてくれて、衛生概念が相対的に高い、貴重な海外旅行客ですね。
自分の庭先を綺麗にして形を整えることにエネルギーを費やして、何事にも時間が掛かる日本の特性を垣間見るように感じます。7月12日までの直近1週間の人口100万人あたりの1日の新型コロナウイルス感染による平均死者数は米国0.83人、英国0.61人、仏国0.26人、独国0.23人、日本0.10人というのが現状です。相互主義と多少のリスクを覚悟して政治決断すれば、活動再開に向けてもう少し迅速に進みませんか (・・?
ちなみに洋上で3ヵ月ほど“待機”して米国に着いた弟は、何の問題もなく米国に入国出来たようですが、米国でワクチンを打って日本に戻ると数十日間人と接触していないにも拘わらず14日間の待機が義務付けられるそう。不思議な国ですね (^^;
日本で許可されているのはファイザー、モデルナ、アストロゼネカ製です。
私はフィリピンにいるので中国のシノバックを受けています。
ワクチン接種証明書があっても日本への入国を認められるか心配です。
2)渡航先で活用できても日本への再入国時に証明書が使えない
3)中国製やロシア製など日本で承認されていないワクチンの扱い
課題山積みですが、出張族からすると、一歩でも前進して良かったです。
ワクチンパスポートの国内利用は想定されていないようですが、事業者が勝手にワクチンパスポート制度を利用する場合があるかもしれません。既にワクチン接種歴を証明出来るものを提示すれば、割引などの特典が付くキャンペーンが温泉地・観光地で始まっています。
https://newspicks.com/news/6039177?ref=user_2720028
既に、オリンピックを理由に、入国手続の様々な特認措置を認めているのだから、今さら感が強い。
ワクチン接種証明が、感染拡大防止のために設けられた検査義務を緩和することならば、効率は規律の基本にはならない。
リスクを拡大するだけだ。
何度も、体系的なシステム設計に失敗してきた、アベスガ政権では心もとない。
目的と要件、範囲、ペナルティ、そして、開発コストと維持コストをみゃんと見積もって、制度の責任者を決めて、普通に進めて欲しい(これらは、民宿企業なら当然のことだが)。
外野からあれこれの注文を捌くのが第一関門のようだ。NPのコメントをみてても、そう思う。
"現時点で5カ国のみとなった日本の証明書の受け入れ国を広げるには「相互主義」への対応が避けられない"
ワクチン接種は任意で構わないですが、ワクチン接種者は通常運転に戻すべきですね。
"経団連は移動自粛の緩和など証明書の国内での活用を提言したが、政府は現状では及び腰だ。ワクチン接種は任意でアレルギーなど特別な事情で接種できない人への差別につながりかねないと懸念する。"
再入国で使えない片道切符のようですが、国内で接種したとは言え一度渡航国で滞在している以上、仕方がないのかも知れません。