2021/7/30

【相澤晃】走り続けて見つけた「メンタルと成功」の法則

NewsPicks 編集長
陸上の長距離種目は、スポーツの中で最もメンタルによって結果が左右される競技の一つだろう。
弱気になればとたんに苦しくなるし、オーバーペースでも気持ちが乗れば、そのまま駆け抜けることもある。
「走るだけ」という単純なスポーツながら、筋力や心肺機能だけで勝敗が決まらない奥深い競技だ。
そんな長距離において、メンタルの弱さを克服し、日本記録を叩き出した男がいる。
相澤晃、23歳。東洋大学のエースとして箱根駅伝でも活躍した相澤は、かつては弱気な青年で、同世代の選手に負け続けていた。
しかし、大学時代にメンタル面を強化し、社会人1年目の2020年、1万メートルで日本記録を更新し、東京オリンピックの代表に内定した。
相澤が「自信をつけた」プロセスは、ビジネスパーソンにもきっと参考になるはずだ。独占インタビューをお届けする。
INDEX
  • 日本記録は「自信があった」
  • 同郷「円谷幸吉」の存在
  • 「走る前から」負けていた
  • 「競技」よりも大切なこと
  • 「自信の有無」が結果を決める
  • マラソンで「戦える」条件