2021/7/22
【提言】日本が「欧州の嫌われ者」ドイツから学べること
今年後半、世界で最も注目されている国際政治イベントの一つに、「EU(欧州連合)の盟主」、ドイツでの連邦議会選挙がある。
長らくEUの中心的存在だったメルケル首相は引退を宣言しており、9月の選挙後に新たな「EUの顔」が決まる。
EUでは、中国との関係や移民政策などを巡りドイツとその他の加盟国との関係が悪化。ドイツ主導の体制が限界に達しているとも指摘されている。
メルケルが去った後のドイツやEUはどうなるのか。メルケル政権の実像に迫った『メルケル 仮面の裏側』を3月に上梓したドイツ在住の作家、川口マーン惠美氏に話を聞いた。
INDEX
- 「社会主義化」するドイツ
- 「メルケルの次」は本命不在
- 対ロシア・中国で意見が対立
- 「EU崩壊」を防ぐ唯一の方法
- ドイツから日本が学べること
「社会主義化」するドイツ
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Editor's Choice
この連載について
各国がコロナからの出口を模索し始めた2021年。国際政治の世界はめまぐるしく動いている。本特集では2021年の国際政治における「メイン・イシュー」を総まとめ。いま、世界で起きていることを有識者の言葉とともに読み解いていく。