キヤノン、21年12月期の営業益予想を2830億円に上方修正
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同社はインクジェットプリンターも在宅勤務や在宅学習の機会が増え、追い風が吹いているようです。
競合のセイコーエプソンは新型コロナによりインドネシアなどの生産拠点で、2020年3月と9月に休業を余儀されたことで販売減少。キヤノンは順調に生産し、シェアを拡大をしたこで、2020年12月期のインクジェットプリンターの売上高が3198億円と1割増しています。
2021年度の連結決算で、競合他社と比較してどれだけ好業績の結果を残すのか興味深いです。且つ在宅勤務需要で伸びたインクジェットプリンター販売好調はそう長くは続かない(これ以降、大きな新規・買い替え需要は見込めない)状況で、オフィス市場でどういう次の打ち手を出してくるのか?売上がそれほど上方修正されてない中での利益の上方修正。
普通に見ると経費削減効果が多いように見える。
残業抑制、出張抑制、研究開発費の抑制、etc
中身を見てないので分かりませんが、締める時には徹底的に締める会社なので、将来の飯の種が犠牲になってないのか、邪推してしまう。
キヤノンのように財務が強い会社は、もっとM&Aに集中して、買収した会社に任せるのではなく、徹底的に財務を改善させれば、もっと稼げる会社になると思うのですがね。出勤者が増えても、脱ハンコなどコロナ禍で進んでしまったペーパーレスもあり、プリンター需要の回復は見込めるかどうが不透明だと思います。
キヤノンはITソリューションも手がけていますが、そちらでDXの波に乗れているのかどうかも気になります。