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ワクチンを接種するしないは自己責任なので、ワクチン接種しないで重症化しても、しかたがないとするのでしょう。ヨーロッパらしい考え方ですね。
同じことが日本でもできるのか疑問です。
しかし、ある程度ワクチン接種が進んだ段階で規制を撤廃しないと永久にコロナが終わらないと思います。
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特定の国や地域で感染が広がるかどうかは以下の要因が関わると考えられます。

1、打っているワクチンの有効性
2、ワクチンの接種率
3、変異株とワクチンの種類の組み合わせ
4、外出やイベントなどの制限

イギリスで起こっている再増加に注目すると、「デルタ株はアストラゼネカ製のワクチンに抵抗性があるのでは」という仮説も浮かんできますが、ワクチン接種が進んでいない地域で感染が流行したり、以前のような行動制限を課していないことが感染拡大の要因になっているかもしれません。
その一方で、イギリス政府は、イギリス在住のフランス人に対して、たとえワクチン接種が完了していても、イギリス入国時には検疫隔離を課すと発表した。
イングランドでなく英国全体の資料ではありますが、以下のグラフを見ると、感染者は少ないが治療法が分からず死者が多かった最初の波と、感染者も死者も多かった次の波と、感染者は多いが死者が増えない今回の波の違いが素人目にもはっきりと見て取れます。
https://covid19.who.int/region/euro/country/gb
ワクチン接種を受けない人が若者を中心に一定数いて感染拡大が止まらぬにも拘わらず「もし今、規制を撤廃しなければウイルスが拡大しやすい秋や冬になってしまう。今やらなければいつやるのか。今がそのときだ」と主張されるということは、ワクチンを打てば死なずに済むことが分かった今、接種を受けず重症化しようが死のうが自己責任、そうした人を説得してワクチンを打たせるより今のうちに感染させて免疫を得させようということでしょう、たぶん。
クチン接種を拒む人たちに配慮して経済と生活の回復を遅らせるより、夏の間に感染させて集団免疫をつくる方が合理的とする大胆な“政治決断”で、何事にも安心を優先する我が国ではあり得ないことのように思います。良かれ悪しかれ合理性を優先して大胆な政治決断が出来る風土があるということですが、その結果はどうなるか・・・ (・・;
イングランドでは本日、公共交通機関などでのマスクの着用義務や、人との距離の確保といった規制が、ぼすべて撤廃されることになっています。
反面感染拡大により今朝は、ジョンソン首相が濃厚接触者になり自主隔離を行うとも発表しており、市民の不安が広がっているようです。
【ジョンソン英首相が自主隔離=保健相の陽性で、感染連日5万人】
https://newspicks.com/news/6024988
G7を開催した町でも感染が急拡大したし、サッカー欧州選手権で乱痴気騒ぎした若者の接種率は低く、しかも世界中から人を集めました。今週中に結果は出るでしょうね。成功すればコロナがインフルエンザのような扱いになるかと思います。失敗したら、またロックダウンに逆戻りでしょうね。
急拡大と言っても実効再生産数は

1.17 イングランド
1.19 タイ
1.26 日本

となっていて、日本に比べると意外と増えてない。(来週以降どうなるか)
忘れてしまいましたが、どこかのメディアで撤廃賛成派かつ脱マスク派はBrixit派、撤廃反対派かつマスク派は保守派、慎重派。

メディアは前者しか伝えきれていないような気がします。
日本の状況との整合性がとれないので、このNHKニュースの論調が基本批判的なのは仕方がないのか。。
ワクチン接種の状況、経済的な状況、秋冬を見据えての長期的、俯瞰的にポジティブな面、ネガティブな面を見ての総合的な判断。
個人的には自分はリスクをきちんととるジョンソン英首相を方針を支持したいと思います。
感染者が増えてもワクチン打ってるので重症者は増えないと。ワクチン打たない人は見捨てるような施策ですが、壮大な社会実験ですね。。。