「選択的夫婦別姓」報じる側にもあった先入観「変えるのは女性…」
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「家に嫁ぐ」結婚観から、「パートナーを選ぶ」結婚観に変わり、女性が出産後もキャリアを持ち続けることが当たり前になった段階で、「選択的夫婦別性」に、議論の余地はないと思う。法律が、社会通念の変化の後に、「変わるもの」だとすれば、我々が、どんな社会を創りたいのかというビジョンを確立することも大事なのかもしれない。
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期を同じくして、青野サイボウズ社長が、ドワンゴ社長の夏野社長とともに、共同代表を務める「選択的夫婦別姓の早期実現を求めるビジネスリーダー有志の会」が、1000人を目標に、りそな、LIXIL、DeNAなど、著名経営者の署名を4月からあつめはじめ、今月10日には、634名となったことが、本日の東京新聞オンラインに。
「経済界「早く選択的夫婦別姓導入を」 大企業から中小企業まで署名の輪 改姓で弊害、経済成長阻む恐れも」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/117430
夏野さんも仰るとおり、「夫婦同姓の強制はもはや時代に合わない」。
記事によると、“「青野氏は「孤独な戦いと思っていたが、経済界は賛同してくれた」と驚き、「選択肢を増やすことが多様な個性を生かせる社会につながる」と強調した。" とのことだが、この署名のことを報じているのは、私の知る限り、いまのところ、東京(中日)新聞だけのようだ。
これもまた、問題。。。。
最高裁は、夫婦同姓の強制は違憲ではない、としただけであって(これはこれで、言いたいことはあるが)、夫婦別姓を違憲としたわけではない。政治が、経済の周回遅れなのは、いまに始まったことではないし、この問題だけではないが、いい加減、政治家(一部の、しかし、なぜかまわりがそんたくしてしまう方方)にかわってもらわないと(変わることは期待していないので、替わってもらうことを期待)。。《自分に関係あることなのに「他人事」だと片付けていないか。常に当事者たちの声に先入観なく耳を傾けて、自分の優先順位を疑いながら、アップデートし続けなくてはならない》
木佐貫将司記者がつづった最後の一文は、自分も絶えず胸にとどめておきたい。