ピーター・ティールも認めた「自動運転芝刈り機」のポテンシャル
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電動化は大きなファクターだ。軽油などを使わなくて済むようになるので、より気軽に使えるようになる。日本企業だとマキタあたりが参入している領域が電動芝刈り機市場。
また、この手の家庭用の芝刈り機はアメリカでは大変需要が高い。
アメリカの一般家庭において芝生の維持は大変重要であり、自身の家や周りの家の価値にも影響する。また、草ボーボーだと周辺の家庭からクレームが入る。芝生の維持のためにスプリンクラーの水道代が嵩むとよく聞く。
芝刈り機は手動のものは昔から使われているが、芝刈り機で休日に芝を刈るのは男性の仕事…と昔から言われてきた。
アパートメントや管理する会社がいる場合などであれば、芝刈り自体を業者丸投げというパターンも結構多い。(料金は各家庭が毎月払う)
さて、この自動運転芝刈り機は造園業者向けということで、言わばBtoB市場向けなので、台数はそこまで出ないだろう。リースやレンタルすることで定期的な料金を回収するビジネスモデル。写真に写る芝刈り機も個人で使うものにしては大きすぎる。コロラド州ボルダーに本拠を置く「シンセロボティクス(Scythe Robotics)」が1860万ドル(約20億円)を調達し、自動運転の芝刈り機を発売するとのこと。
一般的な造園業者は3000ドル以上する芝刈り機を酷使し、4年程度で交換が必要との事。結構手間かかるようで、造園業者にレンタルするところから事業をスタートしようとしており、課金も実際に刈った芝の面積で計算する模様。
お掃除ロボットのような感覚で芝を刈り取れるならかなりいいと思います。
安全性の面をどうクリアして人件費を抑えることができるのかに注目です。