【社長直撃】パイオニアは「サービス企業」として復活を狙う
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復活は厳しいだろうという大方の予想を裏切って欲しいですね。ハードからソフトやプロダクトからデータといった単純な話では確かに再生は考えにくいと思います。まず語られていないのが、起きているであろう壮絶なコストカット。業績からも明らかであるが、ある程度の水準を売上高でキープ出来ているのでコスト体質の改善が急務のはず。その中、次への投資を見極めなければいけない試練の時。
ブランドを活用して優秀な人材を取り込んでいる実態は可能性を感じさせます。グローバル市場である自動車は、海外のナビメーカーは一様に苦しい立ち位置に置かれているので、ブランド名を出さないOEMメーカーとなった時点で価格制御も出来ず衰退の一途を辿るでしょう。それまでの短期間の勝負。
iphoneを繋げるだけでiOSで動かせるサービス(なぜか今は日本市場は使えない)は脅威。高速にいるか下の道路かという高低差の把握など細かな差分はすぐ修正されてしまうのではないだろうか。そうなると勝ち筋は、CASEの進化に合わせてタイミングよくハマるサービス。決め打ちではなく、幅広い選択肢が出る企業風土をリストラの中にて築くのが大事であり、これと思ったものに積極投資。難しい綱渡りであることは間違いないものの、日本の製造業復活モデルの一つになってほしいと願う。
注目のコメント
パイオニアと言えば1970年代にNY市場に上場し、その後もレーザーディスクなど画期的な技術を生み出す会社だったのに、いつの間にか凋落してしまったのはなぜだったんだろうとずっと思っていました。
矢原社長が(そして昨日までKBSのセミナーにリモート参加してくださったHBSのフェリックス先生も)指摘されているように、当初ハードで、そして今は圧倒的にサービス(Apple store)で儲けているiPhoneのように「補完的」かつ「相互強化的」なビジネスモデルを構築できるかが復活のカギですね。パイオニア、再建なるか。
Appleについての言及があるが、パイオニアとAppleは歴史が重なるところがあり、世界で初めて(多分)全面タッチの携帯を出したのはパイオニア。また90年代のAppleが経営危機で迷走していた時期に、Mac OSを利用したライセンス生産をしていた(パイオニアぐらいだったのではないかと思う)。
あと、週末に日経でも下記記事があった。一般論としては「若手経営陣」と言ってよいと思う。もちろん決して簡単ではないが、他社で経験を積んで、過去にしがらみがない意思決定者は、改革には重要だと思う。
【パイオニア改革に挑む三銃士、データ事業に活路】
https://newspicks.com/news/6025122