「行動制限だけに頼る時代、もう終わり」尾身会長が認識(朝日新聞デジタル)
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医療者は、医療技術、医療体制など本来の専門分野に対して意見を出し、国はそれにしっかり費用などをサポートしてほしい。本来、医者は僕らのヒーローなはずなのに、畑違いの国民の行動の制限に「ばかり」取り組んでいる(本当は違うはずと思いながらも、少なくとも形にはなっていない)のは、おかしいと思う。どのように、医療業界がこのコロナに立ち向かうのか、そのビジョンを示してもらい、それに国民が賛同し、協力し、ともに立ち向かう、というのが本来あるべき姿ではないかな、と思います。これまで削ってしまった大学を含む研究機関への国家予算を増やし、若手の優秀な研究者がもっと簡単に予算を獲得して自分の研究室を始められるようにした方がいいと思う。
これからは科学技術力が圧倒的に重要な時代になるので、「1番になる必要があるのか?2番じゃダメなのか?」と言った質問にも堂々と「1番にならないと意味がない。」と言えるような政府になって欲しい。行動制限で抑えながら、一方で根本的な対策を取らなきゃないところを、政権がなーんにもしてこなかったから、「さっさと他の対策取れや!」っていうありがたいメッセージなのでは。
専門家会議が矢面に立つのはそもそも間違っている。