モデルナワクチン 接種可能年齢を12歳以上に引き下げへ 厚労省
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現在、アメリカでも若年層を中心に感染者がじわじわ増えていますが、重症化するのは大半がワクチン未接種の人たち。アメリカでは、学齢期の子供(中学生以上)は普通に接種可能になっていますが、接種率の低い地域で学校でのクラスターが発生したというニュースも聞きます。
子供や若い人はどうせかかっても無症状、2年ぐらい様子を見ようとワクチンを受けなかった24歳の男性が、ECMO+両肺移植までなってしまい、「自分のような人が増えないため」として自分の事例を公開して本日ネットでバズっております。どうか、ワクチン受けてください。デルタ株との速度競争なのです。
https://news.yahoo.com/24-year-old-who-needed-double-lung-transplant-wishes-hed-been-vaccinated-for-covid-19-180810400.html
<追記> もう一件、リンクが見つからないのですが、自分は接種済みなのにCOVIDにかかった40代ぐらいの女性は、「接種せず感染した人」を看病していたという記事も読みました。自分を守るだけでなく、周囲の人のためにもぜひ。
注目のコメント
モデルナワクチンの年齢の引き下げは、ファイザー同様、臨床試験の結果をもとにした判断です。12-17歳の3700名以上の被験者を対象にした臨床試験で、ワクチン群で0名のCOVID-19の発症、プラセボ群で4名の発症を確認しています。また、検査の陽性者も合わせた有効性では93%と算出され、子どもに対しても高い有効性が確認されました。
一方、安全性については成人のデータと大きな相違なく、腕の痛みが最も頻度の高い副反応と報告されています。
mRNAワクチンでは、5万人から10万人に1人の割合で心筋炎が報告されていますが、頻度が稀であり、そのほとんど全てのケースが軽症で報告され、すでに日常生活に戻っていることから、心筋炎のリスクを含めても接種が推奨されています。
これまでのワクチンの経験から、2ヶ月までの副反応の観察で出現しない新たな副反応が遅れて突然出現する可能性は極めて低いことから長期的な安全性への懸念も低く、子どもへの新たなワクチンの選択肢として使用が広がっていくものと思います。
なお、現在すでに6ヶ月から11歳までを対象とした臨床試験も行われていますので、今後さらなる対象年齢拡大の可能性もありますが、こちらもあくまで臨床試験の結果次第となります。子どもに持病があるけど接種して大丈夫?はよく聞かれます。お子さんのこととなるとなおさら心配ですよね。
基礎疾患があると重症化リスク高いのは子どもも同じなので、持病があるならなおさら予防接種は大事です。
12歳未満はまだ臨床試験中で接種の対象ではなく、でも12歳未満の重症例も見受けられます。自分の感染予防のためにももちろんですが、社会全体をコロナから守るためにも多くの人がワクチン接種を。13歳の娘はファイザーの2本目を既に打ち終えています。1日発熱しましたが私より副反応は少ないくらいでした。シンガポールでは12歳以上の70%以上が1本目を打ち終えています。全てファイザーorモデルナ。感染は確実に減り重症者死者はゼロ行進です。