2021/7/15

【決算解説】Sansanは「名刺管理企業」から脱皮できるのか?

NewsPicks 金融ジャーナリスト
コロナ禍でデジタルトランスフォーメーション(DX)の追い風を受けた「SaaS(サービスとしてのソフトウェア)」。
リモートワークの普及によって管理業務を中心に急速なデジタル化が進み、SaaS企業は全盛期を迎えつつある。投資家のSaaS銘柄に対する注目も高い。
そうしたSaaS企業を国内で引っ張ってきたのが、名刺管理サービスを手がけるSansanだ。
国内SaaS企業で最大の売上高を誇り、すでに黒字化も果たしている。
ところが、Sansanの株価は他のSaaS銘柄と比較すると低迷している。なぜか。
昨日、発表された2021年5月期の通期決算から、Sansanの現状や今後の展望を紹介する。
INDEX
  • コロナでも売上高21%増
  • 先週から「株価急落」のワケ
  • 「次の柱」は見つかるのか

コロナでも売上高21%増