【新】10年後はAIが代替。データ偏重マーケティングの危うさ
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入院患者の方の話、とても考えさせる内容でした。
データの収集はAIの方が一日の長あれど、潜在ニーズをAIが汲み取れるようになるにはまだまだ時間がかかると思います。
現代の医療現場の課題は、そのデータ(カルテなど)収集に人的資源を充ててしまっていること。
AIにデータ集積は任せ、生まれた時間で、顧客の真に抱えるペインは何か?を考える。
そんな時間が各医師に与えられたら、画期的な発想が生まれそうです。
注目のコメント
長年マーケターの身として、まさしく!と共感しかありません。もちろん分析も重要ですが、ある程度の分析=ロジックは、AIが代行できても、ココロであるマジックの分野は、AIは決して代行できない人としての神秘なエリアです。
「相手の心に丁寧に向き合う」ことは、マーケティングに限らず組織作りにもいえるなと痛感します。どんな仕事であれ職種であれ、1番大切な要素。どんなにロジックで説得しようとしても、最終的に人は心で動く。自分から見えている相手の姿は、ほんの氷山の一角に過ぎないからこそ、深層心理の心に丁寧に向き合えた瞬間マジックが生まれ、相手の心も動く。お互いにとって至福の瞬間です。ああ、だからマーケティングはやめられません。「過去のデータを扱う算数も必要だけれど、未来の人の心を考える国語も重要」と言っていらしたのは確かリクルートにいたくらたまなぶ氏。算数ばやりですが、国語の本質が過小評価されすぎているなと改めて感じました。
今週のザ・プロフェットでは、エステーの「消臭力」や「米唐番」など数々のヒットCMを世に送り出してきた、マーケターの鹿毛康司さんにお話を伺います。
コロナ禍でDXが進み、ビッグデータの活用が盛んに叫ばれるマーケティングの世界ですが、データはあくまでも過去に起こったことの軌跡に過ぎない、と鹿毛さんは言います。
東日本大震災、そしてコロナ禍という「先の読めない転換期」に、鹿毛さんがデータだけに頼ることなく徹してきたマーケティングの本質とは何か。
データマーケティングが隆盛している今こそ忘れないようにしたい考え方について、じっくり語っていただきました。