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各国が策定した投資計画に基づき、EUから資金が配分される仕組みです。ルール上、復興基金が後押しする投資はデジタル化投資と環境対策投資が主とされていますが、恐らくそれらに関わる投資というていで、幅広い公共投資が促されると見ています。
新型コロナウイルスが猛威を振るい始めた当時、ドイツを始めとする諸国が自国の感染対策を優先してイタリア等を救わなかったことでEU懐疑論が広がりました。危機感を抱いたドイツが財政健全化路線を棚上げしてフランスと組んで自国の資金が他国の救済に使われることを警戒する北部欧州諸国を説得して成立したのが欧州復興基金。大きな借金をして大規模な財政支出を行う流れに欧州も乗った形です。
成立当時、これで欧州は米国より早く景気が回復すると見る向きも多かったですが、バイデン政権が大型の支出を決めいち早く回復に向かう米国に遅れ、漸く動き出した形です。欧州の一体感を強めるには成功することが欠かせません。「計画をまだ提出していない国もある上、ハンガリーの計画を審査するにはさらに時間を要する可能性がある」、「ハンガリーの計画を審査するにはさらに時間を要する可能性がある」とありますが、この先、財源を含めどのように機能していくものか・・・ (・_・)
EUは、「オーストリア、ベルギー、デンマーク、フランス、ドイツ、ギリシャ、イタリア、ラトビア、ルクセンブルク、ポルトガル、スロバキア、スペイン」の投資計画を承認したと発表しました。EU復興計画に基づく国家投資プログラムの承認の第1弾となります。
コロナで打撃を受けた経済を立て直すために大きく前進ですね。